巨人Ｖ９時代のエース、堀内恒夫さんが野球殿堂入りをしました。
どちらかというと細身で華奢な体格ですが、これで長年、巨人のエースの
ピッチャーがつとまるもんだなぁ思いました。でも私達の知らないところでは
色々な努力をしていたようですね。
入団１年目で１３連勝をマークしましが、２年目で腰のヘルニアを患い
主治医から「手術をしてもだめだろうと」と診断されたそうです。
そこから、朝晩３００回ずつの腹筋を続けて患部周辺を筋肉で固めて腰痛を
克服したそうです。ここが並のピッチャーと違う、堀内さんのすごいところ。
人のいないところで、地道なことがいつまでも繰り返し出来るということは、
大きな才能ですね。一事が万事で、球の投げ方、投球ホームなど色々な面で
工夫、努力が出来たから野球殿堂入りしたのでしょう。
通算成績は２０３勝１３９敗と素晴らしい成績を残しましたが、
「負けて覚えるのは悔しさだけ。勝って初めて人は考えていける」
堀内さんの野球哲学のこの言葉が印象的でした。
失敗ばかりしていたら、人はいじけてしまいます。失敗が続き、後ろ向きに
なり、やがて目標、夢をあきらめて挫折していく人が意外と多いのかもしれ
ません。人は成功して初めてそこから学ぶことが出来るのかもしれませんね。
私も、どちらかというと失敗の多い方ですが、同じ失敗を繰り返さなければ
かならず成功が待っている。その時はじめて考えていけそうな気がします。
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