「批判禁止!」という組織の「オキテ」 | 【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ

【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ

仕事が自己実現の場である人にも、生活のためだけに働いている人にとっても、1日の大半を過ごす職場はとっても大事です。
周りの人との関係に悩んで辞める前に、占いを使って違う角度から考えてみましょう。

【失言の数々・・・】

「日本は天皇を中心とした神の国」、

 

「あの子、大事な時は必ず転ぶ・・・(浅田真央ちゃんに対して)」← なんて失礼な!

 

ご存じ、過去に問題になった森喜朗氏の失言です。

 

この方、以前から言ってはならないことを何度も何度も口にしてしまい、その度に物議をかもしています。首相を辞める破目になったのも、えひめ丸がハワイで沈没したにもかかわらずそのままゴルフ場に居続け、それを指摘されて、逆ギレしたことがきっかけでした。

 

首相を退いた後も、政界やスポーツ界に大きな影響力を持っていろいろ活動なさっていましたが、失言の方は、過去の失敗をちっとも学習していないご様子です。

今までは国内の世論を騒がせても、何とか収めていましたが、さすがに今回はオリンピック・パラリンピックがらみでしたから世界中が反発し、前言撤回だけでは済まずに、退くことになりました。

タロットで森さんの心の中を拝見した限りでは、スッキリ勇退とはいかないようで、「骨折り損のくたびれ儲け」との思いが心を占め、「今まで築いたものを、譲りたくない・・・。」というお気持ちは強いご様子。

 

【時代錯誤な女性観より問題なもの】

世界の注目がミャンマーの軍事クーデターや、中国のウイグル問題に集まる中、そんなこんなで、日本では森さんの失言騒ぎで持ち切りとなってしまいましたが、多くの日本人がうんざりしたのは、森さんの女性観が時代錯誤だから、という個別の問題だけではなさそうです。

既に御年83歳、この年齢でリベラルなジェンダー観を期待する方が難しいでしょう。

長年連れ添った奥さまは、早稲田大学同窓の、知的でしっかりした方にも拘わらずこの女性観ですから、今さら、どうにかなるものではありません。

 

ただし森さんの普段の言動から、取り返しのつかない失言をしそうだ、ということは、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に担ぎ出した周りも、うすうすわかっていたはずです。

問題は森さん自身にあると言うよりも、多様性の尊重が看板であるはずのオリンピック・パラリンピック委員のトップに、こうした人を据えてしまう、古―い体質の面々でしょう。

「政治的にもお金の面でも、森さんならば、にらみは利くからね。」ということなんでしょうが、その発想、果たしてどうなんでしょうか?

 

「おらが村の村長さんの言うことにゃ、いちいちああだ、こうだ、言うもんじゃねえ!」と言わんばかり

の対応でしたが(二階さんの擁護発言は、まさにそうですね。)、そんなオキテは今どき世界では通用しません。

 

【ムラのオキテ】

でも日本では「あ!まずい発言だ。」と思っても、森さんに忖度し、周りの雰囲気に呑まれて、一緒に笑ってみせることになる。つまり面と向かって、反対したり意見したりするのは、とっても難しいということです。

 

これはオリンピック・パラリンピック委員会に限らず日本の組織の多く、つまりあちこちの職場で、今も毎日の様にみられる光景です。私の友人などは、転職して、そこでごく普通に意見具申したばかりに、あっと言う間に目をつけられて、組織全体から「ここにいたいならば、意見なんかするな!俺たちにひれ伏せ。それができないなら、出ていけ!」とでも言わんばかりのパワハラを受けている始末。

 

でも、こんな風に長いものに巻かれることでしか、社員が組織で生き延びられないということでは、その会社に未来はなさそうです。

世界の情勢が激変しているにも拘わらず、日本では多くの企業が変わることが出来ないのは、ムラのオキテに代表される、この辺りに大きな原因があるのは、多くの人が指摘するところです。

 

【「いつか来た道」にしてはダメ!】

今回の件で、世間というか世界中が呆れたのは、失言だけではなく、その後のいい加減な謝罪会見で、ことが治まると思っていたらしい森さんと周りの認識のズレ振りです。まさに火に油を注ぐという表現がぴったりの、致命的な会見となってしまい、退任が決定的になりました!

あれをみた誰もが「ああ、ますますダメだ・・・。」と感じた訳ですが、その感想の裏には「日本の組織運営って、根本的にもうダメなんじゃないか?」という思いもあったでしょう。今やまさに日本の未来危うし、と言っても言い過ぎではありません。

 

そしてこの道は、いつか来た道のような・・・・。

もちろん私は生まれていませんが、日本が第二次世界大戦に突っ込んでいった時も、こんな感じではなかったでしょうか。多くの人が空気を読んで忖度し、反対もできずに、勝ち目のないバカな戦争に突進していったのでした。

 

【職場ではどうする?】

その問題はともかく、日々働かなくてはならない私たちは、いったいどうすれば良いのか?というと、まず一番良いのは当たり前ながら、ものが言えない職場を選ばない、ということになります。

就職する前に、職場の雰囲気を探ってみる、トップの方針や人柄を調べるなどで、ある程度はわかります。

 

でも、そんなに選べる状況じゃない!という声も現実として多いですよね。

背に腹は代えられず、入ってみたら、自分の意見は言えない、同調圧力が強い、といった職場だったというケースです。

 

そんな職場で孤高を貫くことは、難しい!

バッシングされたり、意地悪や無視される可能性が大ですから、毎日の職場で、なるべくそんなストレスの溜まることは、したくありません。

ではどうするかと言えば、そうした環境では、決して優等生にならないことです。

100%そこの環境に染まるのも一つのやり方かもしれませんが、いずれ逃げ場がなくなります。

(ここの環境に合わせる気は十分あるのだけれど・・・・)と言った雰囲気を醸しながらも、「あれっ?こんなことを言って、間違っていました?」といった調子で、さり気なく自分の意見を差しはさむ、同調圧力を緩めるなどして、少しずつ雰囲気を違う方向へ持っていくことです。四柱推命で言う「病」の星、算命学での「天胡星」を持っている人ならば、そのまま地でいけますし、多少の芝居気を発揮すれば、誰でもできるはず。

悪い意味ではなく、社会に生きるということは、所詮ある意味芝居をすることですからね。

 

そんなことをしても、ちょっと目には変わらないように見えても、世の中は確実に、多様な意見を尊重する方向へ動いています。

今回の出来事だって、もし7~8年前なら、辞任にならなかった可能性の方が高いはず。

クサらず希望を持って、粘りましょう。

 

あ、でも、あまりヒドい職場は、我慢してはダメですからね!

運命の転機に来ている人、あるいはタロットで「死に神」や「ペンタクルの5」「ソードの6」などが出た場合には、転職も真剣に検討した方が良いでしょう。

 

 

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