便意がわからない | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

無事出産されて退院してきたものの、便意がわからなくっていつもぎりぎりになって困っているというので往診に行って来ました。
この雪なので本来夕方からでしたが繰り上げて昼に。で、難なく帰って来られて、その後も近所の患者さんたちだから大丈夫で、夜の患者さんに備えて雪かきしてました。ふぅ…
産後便意 尿意がわからなくなったりする。これは会陰切開(の場所が大丈夫だったか)を疑います。
切らないと出て来られないから、必要だから切る。のですが、たまに神経や血管も切れることも。でも真っ直ぐ切ってるから縫いやすい。
切らないとけっこうな割合で裂けます。裂けると神経や血管は硬いので、そこを避けて裂けます。だからギザギザに。縫いにくい。
難しい問題です。
さて、今日のママさん。
肛門の筋肉も尿道の筋肉も二重支配になっているのですが、首肩からハム(裏腿)まで背部ガチガチで全部が常時緊張しちゃっているようなもので、弛める感覚が出てきたら、なんとかコントロールしていけそう。いい感じに調整できました。
初めての育児で戸惑うのに、じふんのカラダも大変化。びっくりしますよね。

雪かき
久しぶりにやってもやってもすぐ積もる。