帝王切開 推移 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

厚労省の2014年の医療施設調査によると、帝王切開による出産数は約17000件で、これは出産全体の2割近い数。
1993年より出産数は約9000件以上減った一方、帝王切開での出産数は1,5倍に増えた。
「日本人の産む力がなくなってきている」とは多くの産婆さんの語るところ。
現場にいないのでそこはわかりません。
カイザーが増えた要因はたくさん、複合的にあるのでしょう。
ひとつには検査技術が上がったため、と考えます。
あかちゃんが出てくるまでわからなかったことがエコーの出現で相当わかるようになった。
もちろん今でも数分先の予測が難しいのがお産。
けれどもわかっているリスクにはカイザーで対応し回避の可能性を上げることができる。
命の安全に比較できるそれ以上に大事なことはないので、カイザーの増加はそれだけ命を救う意義深いことだと思います。