「手を抜く」と「力を抜く」 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

とかく真面目で頑張り過ぎなママは、肩の力を抜きましょうね、といっても、それが手を抜いているようで、怖かったり(自分が)許せなかったりするようでできないみたいです。
質を落とせと言っているのではないのです。
月齢が増せば、欲求も増すし変わります。
その、言葉にできないでいる声を聞き、応えていく(時に応えない)のが「向き合う」育児だと思うのですが、何を求めているのかわからないと抱っことおっぱいとオムツ以外考えようともしないでミルクいらない(ほど肥っている)のに足しまくっているのを見聞きすると、無駄な力ばかり使って疲れ、必要な力は抜いていて、質を上げられない、仕事なら効率の悪いものとなって見えるのです。
力を抜いて効率を上げる。育児でこそ活かしたいですね。


古御嶽神社(富士山5合目)
雨が瀧のように流れています。