〆られてる | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

学生時代、武道を学んだ師範がよく、
「コンビニの弁当食うと気を吸われる」
って言ってました。
25年は前でも、氣を扱うひとたちは
そんなことを感じていたようです。

食品を扱う業者にとって何より大事なのは
「食の安全」。
食中毒を出さないためには、殺菌レベル
を上げ、なるべく手(人)が触れないように
します。

氣という字は、釜から湯気が上がっていくさま。
その「米」を「〆て」しまったのが現在使われて
いる「気」という字。

食に人が介すると氣は籠められ、
機械ばかりで製造すると気は〆られてしまうように
感じてなりません。
おむすびは、おうちで握ったもののほうが圧倒的に
旨いですからね。

できあいのものでも、せめて皿に移し替えたりの
ひと手間が、きっと氣を籠めることになると
信じます。
愛するわが子には、愛情籠めてあげたいものです。

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本殿後方から

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「第三宮」
三宮のことです。

1/29 なごや治療会
愛情の氣が籠もった情熱弁当をご賞味ください。