お産現場は命懸け | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

産婦人科医と話す機会があると、

教科書でしかみたことのない病名や症例を

いっぱい聞かせてもらえます。

それについて、産婆さんたちは、音で反応

します。

「胎盤のぴりぴり、くちゃっ」

これだけで、うわー、とか、いやー、とか(笑)

それが、ことの寸前までわからないことが

ほとんどなんだとか。

(まぁ、わかっていたら全件帝王切開ですわ)

現場にいないから全くわからない世界です。

ある小説に、自然出産について助産師が、

「自然、自然と、なにか肌触りの良いモノの

ようにでも考えているのだろうか」というような

台詞があるのですが、いまは激しく同感です。

受けるほうも命懸け。

一定の確率でヤバイお産はあるし、避けられないし、

予見できない。

自然分娩を望むひとに仕方なく施される医療行為を

批判することはできないんだなぁって、つくづく思います。

いまある命に感謝。



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足摺岬

上には白山神社



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12/13 岡山 『子育てがもっと楽しくなる会』

http://ameblo.jp/again-net/


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