冷え取りは東洋医学か | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

まず、「冷えとり」を至上とする健康法は、

東洋医学じゃないと思います。

(思います、ってところがちょっと弱気。)

東洋思想はね、陰陽と五行を使うの。

冷えに一元化して他の可能性を無視したら、

東洋医学じゃないんじゃない?

温めて悪くなることって、炎症性疾患だけじゃなく、

火の過剰な炎上(これは東洋医学)など、様々

ありますから。

漢方薬では、同じ婦人科疾患でも同じ方剤が効かない

ので、当然、冷やしたり潤したり乾かしたりの変化を

加えて調整します。

鍼でも、火の調整が出来ないと、ただ温めても冷えの

解消はできないのです。

なーんて、面倒なことを言いたくなるのは、昨今のブーム

への違和感をずっと言語化できずにいたから。

まだこんなもんですが・・・。

とりあえず、靴下の穴が開くところは毒素が出ている、

なんてのは、ツボが足裏には正経で1つしかないんで、

東洋医学の話じゃないっす。(リフレはアメリカ原産ね)

また、万病治るってぇのも、やってて悪化しているひとを

複数知ってるんで、却下させてもらってます。

って言うと、やり方悪い、って返ってくるから、ちょっと冷え

一元論は宗教っぽくね?とお返しして今日は終了。

(これじゃわたしの毒出しですね。 笑)


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府中八幡宮(直江津)

高志総社とありました。



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天津神社



12/5 町田 『子育てがもっと楽しくなる会』

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12/13 岡山 『子育てがもっと楽しくなる会』

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