前回治療に来られたときに、いつもの愁訴の他に、
腋の下にシコリができたと訴えた10年来の患者さん。
それが良性なのかどうかも、ここで治療できるかも
わからないので、そこは病院に行ってください、
と、病院で専門そうな科を付け加えて伝えた。
また治療に来られて、
患者さん「病院に行ったら、脂肪のカタマリだと言われた。
リンパ腫ではなかった(この方はここにこだわった)。」
わたし「んで?」
患者さん「は?それだけでしたけど・・・。」
わたし「その脂肪の腋の下のカタマリは、切ったり塗ったり
の治療の必要とか放置とか様子見とかは聞かなかったの?」
患者さん「あ・・・」
ってなわけで、今後どうすべきか何も言わなかった医師が
いちばんよろしくないのですが、
聞かなかったことで、じぶんの心配事は全然解消しておらず、
また病院に行かなきゃになってしまった二度手間ちゃん。。
忙しい方なのに。
こういうこと、妊婦さんに多いです。
聞かなければならない重要所見を医師に言わず(言えず)、
なぜか優等生な状態報告だけして、「はい、また来月」になり、
友だちはよくわかんないから「大丈夫だよー」といわれ
根拠無く安心もできず、うちみたいなところでようやく暴露して
わたしにびっくりされて、「今すぐ病院行って~!」
なんてこと、時々あるんですよねー。
(お友達は心配ストレスが胎教に悪いからとポジティブに
励ましてるかもですね。)
心配事はちゃんと伝え、それがどういうことなのか、治療の
必要があるのか、治療したら治るのか、までしっかり
聞きましょうね。
愁訴が言えなかったり、伝えてホッとしちゃってたりでは、
なにも変わっていないのですから。
とても幸せな氣分にさせてくれます。
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