東洋医学のいちばんいい状態って、「中庸」です。
偏りのない・過ぎない状態。
怒り過ぎると肝が病むよ、は分かり易いですが、
喜び過ぎると心を病むよ、は伝わりにくいですね。
そう、たとえ喜ぶというプラスと思われる感情でさえも、
「過ぎる」はよくないんです。
で、「過ぎて」しまって破れた臓腑経絡を修復するのに、
氣や血(けつ)を補ったり(補)抜いたり(寫)して調節を図ります。
それが鍼灸(と湯液)。
ただ、「~に効くツボ」に鍼灸すればいいのではなく、
どこの臓腑経絡が変調をきたしているかを脈診などで
調べて、足したり引いたりしなければなりません。
同じ三陰交に灸をしていても、切迫のときと、だらだら出血
しているときと、陣痛を強めたいときとなど、ぜんぜん
手技としては違ったものとなるのです。
また、ひとによって当然感受性が異なるので、そこでも
変えていかなければなりません。
同じひとでも体調はいつも変化していますしね。
なーんて、たまにこんなこと書かないと、わたしが鍼灸師
だって忘れられそうなんで(笑)。
大下せんせいのイベントの保育のオジサンではないです(爆)。
入ったはいいが道が無い。
戻って、そしたら発見!
神社仏閣聖地巡りばかりしているようですが、
ふつうの鍼灸師です。
5月24日(土) 岡山イベント開催予定!!