「丁度よさ」の調整 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

東洋医学のいちばんいい状態って、「中庸」です。

偏りのない・過ぎない状態。

怒り過ぎると肝が病むよ、は分かり易いですが、

喜び過ぎると心を病むよ、は伝わりにくいですね。

そう、たとえ喜ぶというプラスと思われる感情でさえも、

「過ぎる」はよくないんです。

で、「過ぎて」しまって破れた臓腑経絡を修復するのに、

氣や血(けつ)を補ったり(補)抜いたり(寫)して調節を図ります。

それが鍼灸(と湯液)。

ただ、「~に効くツボ」に鍼灸すればいいのではなく、

どこの臓腑経絡が変調をきたしているかを脈診などで

調べて、足したり引いたりしなければなりません。

同じ三陰交に灸をしていても、切迫のときと、だらだら出血

しているときと、陣痛を強めたいときとなど、ぜんぜん

手技としては違ったものとなるのです。

また、ひとによって当然感受性が異なるので、そこでも

変えていかなければなりません。

同じひとでも体調はいつも変化していますしね。


なーんて、たまにこんなこと書かないと、わたしが鍼灸師

だって忘れられそうなんで(笑)。

大下せんせいのイベントの保育のオジサンではないです(爆)。




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熊野皇大神社の裏山には奥宮があるというので、

入ったはいいが道が無い。



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約10分と聞いて見当たらず30分雪上を歩いて

戻って、そしたら発見!


神社仏閣聖地巡りばかりしているようですが、

ふつうの鍼灸師です。


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