痛みの研究って、実はぜんぜん進んでいないそうで、
まだなんにもわかっていないのです。
痛いと感じているのは脳。
傷ついている部分は、痛くない。
幻肢痛といって、事故等で失った手や足が痛むことも
あったり。
鍼灸は痛みを取るのが得意な治療法です。
痛みは、そのままでいてはいけないと、手当てや養生を
心がけようとさせる意味で有効です。
痛くなければ、多少傷があったり、捻挫してまともに歩け
なくっても、(もっとやりたいことがあると)治療しようとしない
ひとはたくさんいます。
不可逆性の疾患、たとえば痛み出し穴の開いた虫歯なんかは、
鍼灸で痛みを取っても治ることはありません。
もっと重い疾患でも、痛みが取れてしまうことの多い鍼灸。
病院に行くのが条件じゃないと、手遅れなんてことも有り得る
ので、なかなか鑑別って慎重になるんですよ。
青森のとある神社にて。こんなのなかなかない!
奥に入っていったら、やっぱりすごかった!