必要な痛み | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

痛みの研究って、実はぜんぜん進んでいないそうで、

まだなんにもわかっていないのです。

痛いと感じているのは脳。

傷ついている部分は、痛くない。

幻肢痛といって、事故等で失った手や足が痛むことも

あったり。


鍼灸は痛みを取るのが得意な治療法です。

痛みは、そのままでいてはいけないと、手当てや養生を

心がけようとさせる意味で有効です。

痛くなければ、多少傷があったり、捻挫してまともに歩け

なくっても、(もっとやりたいことがあると)治療しようとしない

ひとはたくさんいます。

不可逆性の疾患、たとえば痛み出し穴の開いた虫歯なんかは、

鍼灸で痛みを取っても治ることはありません。

もっと重い疾患でも、痛みが取れてしまうことの多い鍼灸。

病院に行くのが条件じゃないと、手遅れなんてことも有り得る

ので、なかなか鑑別って慎重になるんですよ。



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龍神御鎮座所

青森のとある神社にて。こんなのなかなかない!

奥に入っていったら、やっぱりすごかった!



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