授乳姿勢 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

「授乳に関しては、母児で確立していくもの」。

そう伝えると、まぁ理解のバラバラなこと(笑)。

母乳はミルクより消化がよくって頻回になります。

それだけに、同じ姿勢で、同じ側のおっぱい

ばかりあげていると、ママのカラダに強い癖が

ついてしまいます。

骨盤、みなさん気にしてらっしゃいますけれど、

もう肩の高さも、肋骨の大きさ・角度までも、

かなり酷いことになっちゃってて、自覚が無い。

それじゃあ姿勢も変えてみようとは思いません

わな。

「母児で」とは、「あかちゃんの言いなりで」という

一方的なものじゃなくって、ママの都合も加味して、

一緒に妥協点というか、いろいろトライしながら、

どんどん開発していってね、って感じの言葉です。

あかちゃんがこの姿勢じゃなきゃ怒るとか寝ない

とか言ってると、ママの授乳以外の育児の

パフォーマンスがどんどん下がって、それじゃあ

いい子育てには成り得ないんじゃない?ってこと。

まだしゃべれない児は、不快を泣いて伝えて大人に

解消させます。これは「怒り」だと精神科医の

名越康文氏はいいます。

怒りで周りを動かす。赤ん坊のうちはいいでしょう。

このまま大人にはなれません。怒りで周りを

動かそうとするひとは、近頃ずいぶんと街中でも

見かけるようですが、それはオトナじゃないよね。

無償の愛・絶対の愛。これはなんでも言うこと

(まだ言いませんけど)聞いてやってあげてしまって

いるってぇのとは違うと思うのです。

特に高齢出産では、体力は限りある資源(笑)。

よい育児を「立派な大人に育てること」と仮に

しますと、大下せんせいの言われる、「甘やかし」

と「甘えさせ」は違う、というのと、繋がってくると

思うのです。




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都電焼き

「おおつか」の文字が入っています。

新しい大塚駅の駅ビルで売ってます。

めちゃ甘くてひとりで食べきれませんでした。



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     日頃の悩みを大下せんせいに聞いてもらいましょう。毎回、涙と笑いが絶えません。




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