香りの錆び | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

オイルテラピーを研究し実践している身からすると、アロマの使用でもっとも気になるのが、その『酸化速度』です。

古来、アーユルヴェーダでは、酸化しやすいオイルは使いません。

アーマを取り除くのが目的なのに、アーマをつくりだすオイルを使っていては元も子もないからです。

アロマは酸化しやすいのがほとんど。

ブレンドして渡して、「家で使って。」は、ちょっとむずかしい可能性が高いです。

そういうひとは、ベースオイルにも無頓着で、太白胡麻油がいい、なんて平気で言ってのけます。

おそるべし。

医療として、ではなく、雑貨としてアロマを受け入れた日本。

雑貨としての知識で短期間学んだひとが、それ以下の知識を教え広めている現実。

だったら、雑貨としての楽しみにしておきましょう。

雑貨としての学びしかしていないのに、効果を得ようというのは矛盾です。

効果を得たいなら、医療として学んだほうがいいですよね。

日本じゃむずかしいですけれど。

ごっちゃにしないよう、気をつけましょう。





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じゃばらドリンク

日本唯一の飛び地の村、北山村にしかない、柚子に似た果実、『じゃばら』は漢字だと、「邪祓」。邪を祓う実。アレルギー抑制効果のあるフラボノイド「ナリルチン」「ナツダイダイン」が、他の柑橘類に突出して多く、花粉症に効くことで有名になりました。(現代の邪は花粉?)

鈴焼き

新宮市「香梅堂」の名物。めちゃおいしいカステラ。



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