バナナから学ぶ | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

食の安全をバナナから考えてみましょう。

バナナは国内での収穫量が少ないので、市場に出回っているのはほぼ外国からの輸入モノ。

奄美や沖縄に「島バナナ」っていうアップルバナナとかモンキーバナナみたいなのが収穫されてはいますけどね。とってもおいしいけど、とってもお高いです。

輸入先はエクアドルやフィリピンが多いですね。

んん、遠い。

ってことは、青いうちに収穫して出荷となります。木で完熟させてからではないので、味は落ちますね。

現地でもし無農薬で栽培してたとしても、輸送は船便。防腐剤みたいなのをかけないと途中で熟して腐ってしまいます。それにバナナについている虫まで輸入するわけにはいかないので、防虫剤・殺虫剤をかけないといけない。

ということで、輸入バナナで化学物質が使われていないモノはない、となります。

では、少しでも近いところからの輸入なら、使われるクスリが少なくて済むかもしれない。となると、南米産より東南アジア産、それより台湾産がいい、ってことになりますかね。

そして、端のほうにクスリが残っている量が多いそうなんで、バナナの上下の端々を切り落として食べるひともいます(うちの子の保育園がそうでした)。

輸入品しかないような食材はたくさんあります。食べるからには、完全にクスリを除去することは不可能。クスリが少なそうなのを選ぶか、クスリを少なくして食べるか、気にしないで食べるか、食べないか。

いろいろ考えていきましょうね。

今日、家族でフィリピンバナナと台湾バナナを食べ比べてみました。確かに台湾バナナのほうが味が濃くておいしい。木になっている時間が長いから?でも、同時に食べ比べないとわからないかもしれない程度の差で、味に大差まではなかったかも。値段は5本98円と1本95円。つぎはまた「多いほう」だな(笑)。そして、もったいなくって量端切り落としたとしても、子どもに真ん中たべさせて、わたしは端を拾ってたべちょうな。。あーあ。わかっていても好物はなかなかねぇ。


4月17日に『子育てがもっと楽で楽しくなるイベント』やります!

名古屋から大下せんせい、風船つぶし整体の花谷先生も来てくださるかも。

今回は歯医者さんに赤ちゃんの口腔ケアのお話をしていただけそう。

もりだくさんですよー。東京近郊のママ、あけておいてください!!



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ベイブリッジの下を通り船は進みます。

大好きな離島への船旅が始まりました。


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朝6時 伊豆大島到着



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三原山

低気圧が近づいてくるので、急いで登拝。