妊婦も授乳中のママも、不足しがちな栄養素が『鉄分』。貧血とは血が薄いってこと。血液の成分のなにが薄い（少ない）かで病名は変わります。鉄が足りないから「鉄欠乏性貧血」ですね、代表は。妊娠中のママの血液は非妊時の１．４倍にもなるので、短期間にそうなるわけですから、当然血は薄くなります。妊婦の貧血は、ある程度までは生理的に起こるともいえるのです。とはいえ程度ってものがありまして、数値が低すぎれば鉄を足さねばなりません。鉄が不足してなにが怖いって、出産時の出血ですよ。止まりにくくなる。
その「鉄剤」、人気がないのは、きつい便秘になるってひとがいるから。鉄剤の反応があまりなくって、便秘にはなるって場合、やめてしまう方もいるようですね。
というわけで、鉄欠乏性貧血は、妊婦さんと担当する産婆さんをなかなかに悩ませるのです。漢方やら健康食品やら食品やら、いろいろいいモノはありますが、もともと吸収がよくなかったから欠乏しているわけで、大量にとっても鉄以外ばかりが吸収されて太ってしまったり。ひとによってモノへの反応も違って、面倒ですわ。
鍼灸なんかで、脾胃を強めながらとか、いろんな手で解消に向けていくのも大切とおもいます。
尾張国二の宮 大縣神社奥宮
神体山の本宮山の山頂に大縣大神の荒魂が祀られています。
とてもよく知った神さまで、歓迎してくださいました。
本宮山中 姫の宮奥宮
背後は磐座です。
山中のお池に映る太陽
綺麗な碧色で、凍っていました。