母乳と歯並び | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

「母乳をながく続けていると歯並びがわるくなる」。これは俗説じゃないですかねー。歯並びって、永久歯での話ですよね?永久歯が生え揃うまで離乳しないってなら、少しは影響あるかもしれませんが、それはあんまりなさそうだし。 たまーにそういうこと言うひといますね。 ただ、これはすごーく比較のむずかしい話なんです。同じひとりのひとで、母乳をながく続けたから歯並びとかなんとかがどうなったって、言うことができない。ひとりで母乳だけ・ミルクだけ・混合・6ヶ月まで・1歳・2歳まで、とかって、どうやっても比較できないでしょ。兄弟で比較っていったって、それこそ内面・外面(顎の大きさや歯質などなど)ともに個性があって単純な比較は不可能。

「母乳」「期間」「歯並び」。これらの間に要素が多すぎて、つなげて言うことはできない、と思います。


どうしたって、その子には「子育て1回」っきり!母児間で、やりたいように、せっかくだから楽しんじゃってください。