ぼちぼち暑くなってまいりました。
だんだん気になってくるのが「汗」。
「汗って、べたべたするからイヤ」ってぇのなら、
その汗、よろしくないかもです。
もともと、湿潤な日本に暮らすわれわれの汗の質、
あんまりよくないのです。
まず、汗はなんのためにかくのか?
そう、体温を下げるためです。
にんげんの身体や脳が機能しやすい体温を維持する
ために、汗をかきます。
オーバーヒートしないように。
梅雨など、べたべたした季節には、汗をかかずとも
からだがべたべたしますね。
べたついた状態では、体温はさがりにくい。
また、ミネラルの多い汗はべたついて体温をさげません。
これは、汗腺の老化によるともいわれています。
習慣的に運動していれば、汗腺の老化は避けられます。
ちなみに、おふろや水泳での汗は、かいても体温をさげることが
できないので、汗腺の正常化にはなりにくいようです。
頭や胸・背中からの汗は、脳や臓器を守るためにでますから、
だれでも・運動していないひとでも、でます。
汗腺の老化は、末端から、だそうです。