明日からの卒乳は | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

患者さんへ:当院のオイルは、だいぶなくなってきました。


       患者さんや親しいひとにくばっちゃったんで。


       「ウチのじゃなきゃ」なんて言ってません。


       なくなったら、条件を満たしたモノが近所でも手に入るはず。


       わかんなかったら、また聞いてください。






「明日から卒乳」って考えている方、います?


そう、4/1から。


そう考えているのって、たぶん明日から保育園なんだと思います。


これね、保母さんと保健所や助産師の意見、違うんですよ。


立場の違い。


保母さんはね、保育園に来るにあたって、卒乳して、哺乳瓶の


乳首(ニュウシュ)に慣れさせたり、スプーンでの摂取ができるように


してきてくれ、と言ってきます。


当然です。0歳児の食事の世話って、大変ですから。


哺乳瓶いやがるところからはねえ・・・。


それに、ここ数年、4月から0歳児が定員いっぱいってことも


珍しくないんです。


(例年ですと0歳児はだんだん増えていくんです)


さて、産婆さんたち。


それは、「ママにはできない」と考えます。


赤ちゃんは、おっぱいのあるママからの哺乳瓶なんて、受け付け


られないことが多いんですね。「おっぱいあるんだから、くれ!」


となるわけです。


この、環境の激変する4月1日に、急におっぱいまで取り上げるのは、


ちょっとムリかもしれませんよ。


はじめての保育園、はじめての先生、おともだち、などなど、、、。


あかちゃんのちっちゃいこころで、大変革を乗り切るには、


もう少しだけおっぱいがあってもいいのかも。


ママも安心するっていうしね、おっぱい吸われてると。





昨日相談があったので。


その方は、「延期」となさいました。




卒乳は、専門家じゃないと技術的にできない、なんてことは


ありません。(それで食べてる専門家がいたらゴメンね)


じぶんでできるけど、知識はすこしあったほうがスムーズです。


卒乳せずに保育園通うことは、可能ですよ。


ウチ、3人できたもん(笑)。


保育園は嫌がるけどねー。


知識があれば、ケンカせずやりきれます!


卒乳相談は、女房が受けています。(産婆です)


卒乳後、体調をスムーズに移行させたい方や(一時脹りますからね)


体調がスムーズに移行できなかったときに、わたしが全身の調整を


させていただいています。




立場によっても、見方ややり方は違う、という話です。


わたしも女房も、以前は自然分娩・母乳育児に並々ならぬ


思い入れがあり、勉強もしたのですが、地域の方々と


暮らす中、いろんな考えがあり、どんな考えでも児は育つ


ことをみてきました。


いいわるい、なんて、いつ決めるの?


そんなのその子が死ぬまで・死んでもわかんないかも。


医療の常識もたくさんかわってきました。


(180度違う見解だしたりしますよ。たまらんです)


いまは、その方が「やりたい育児」を応援することに


シフトしています。


わたしもいっぱいみて、経験もしてきました。


一生かかっても、そんなにたくさんの方には提供できませんよね。


目の前の患者さんにいっぱい提供してます。


だから、患者さんたち、ためしに聞いてみて!


もしかしたら知ってることもあるかもよ(笑)。