日々、来られる患者さんが、今までになく・今までと
違った疲れを背負って来られます。
分析すると、どうも「情報という津波」に被災してしまって
いるようなのです。
震災は11日で、あれから2週間たちました。
2週間過去のことであるのに、ちゃんと過ぎ去らず、
25日の新しいじぶん、になっていないのです。
まるで背中に2週間を積み上げてしまっているかのよう。
きちんと、すぎた過去を完了させ切れていないのです。
先週はじめに、そのことに気付いたので、来られた患者さんを
瞬間的に元氣にできました。
(でも、先週も今週も来られているのに、また積み上がっちゃって
いらっしゃる方も。)
からだの疲れや炎症なんかは、ある時間が必要ですが、
こういうのは、脳のありようや認識だから、わかれば瞬間に
変わりますね。
余震が続き、原発も収まらず、では、なかなか過去(いま)を
完了させられないでしょうが、しっかり今を生きることには、
それはとても大切なことのようです。
やたらと情報の多い時代も、使いようによって、または
使いこなせないと、ただやっかいなモノで、役立つコトに
できませんね。