情報という津波 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

日々、来られる患者さんが、今までになく・今までと


違った疲れを背負って来られます。


分析すると、どうも「情報という津波」に被災してしまって


いるようなのです。


震災は11日で、あれから2週間たちました。


2週間過去のことであるのに、ちゃんと過ぎ去らず、


25日の新しいじぶん、になっていないのです。


まるで背中に2週間を積み上げてしまっているかのよう。


きちんと、すぎた過去を完了させ切れていないのです。


先週はじめに、そのことに気付いたので、来られた患者さんを


瞬間的に元氣にできました。


(でも、先週も今週も来られているのに、また積み上がっちゃって


いらっしゃる方も。)


からだの疲れや炎症なんかは、ある時間が必要ですが、


こういうのは、脳のありようや認識だから、わかれば瞬間に


変わりますね。


余震が続き、原発も収まらず、では、なかなか過去(いま)を


完了させられないでしょうが、しっかり今を生きることには、


それはとても大切なことのようです。




やたらと情報の多い時代も、使いようによって、または


使いこなせないと、ただやっかいなモノで、役立つコトに


できませんね。