んじゃあ、ついていくなら誰? | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

『混乱している時、誰を信じたらいいか』


これは、普段から信頼しているひとでいいでしょう。


それぞれ専門分野もありましょうから、どれもこれも


その方から情報を得ようとはしなくてもいいかと思います。


よく勉強をしているひとでも、自分の意見がまずあって、


好きな分野ばかりの本などを読み、「このひとの言っている


ことは自分と同じでいい」なんてひとは、全く見識が広がって


いかないタイプですから、気をつけたほうがいいかも。


いろんな分野に精通している・高校で学ぶことや大学の一般教養の


意味がしっかりわかって応用できるぐらいのひとは、わたしは


尊敬できます。




『まさにパニックの最中に、誰についていったら助かるのか』


これはですね、まず、「いいひと」じゃないかもしれません。


わたしは以前、日記で「いいひとから死ねるのかも」とか、


「あっち(あの世)はいいところだからいいひとしか早くいけないのかも」


などと書いていまして、亡くなる事をよくないこととか不運だとかは


思わないようにしたい、と考えております。 これ前提。


命に危険が迫る喫緊の状態で右か左と決めねばならない時、


もう知識も活かせないようなとき、使えるのは「身体の感覚」だけです。


身体の感覚が鈍いひとについていったらキビシイかもしれません。


震災前に一週間ぐらい調子が悪かったってひと、知り合いで何人も


いますが、それで地震に遭遇していたら、それは、身体は敏感でも


「お知らせ」の意味を知る能力と、それを生かす行動力がなかった、


ってことだから、ついていってはいけないタイプかもしれません。


ふだん素行のよろしくないのに、間がよくっていい思いばかりしている


ひとのことを「悪運がつよい」といいますが、こういうひとは生き残りそう。



ちなみにわたしは地震の日は熊野にいまして回避。


守護の神仏の力がすごいんでしょう。  


わたしはほとんど「お知らせ」に気付くことなく


(いや、ちょっとはありましたが)


天然に生き残っておりますが、家族を東京に残したままでしたので、


なにも被害がなかったからよかったものの、家長としては


完全に失格者です。



今回被災され亡くなられた報道をみては、泣いてしまっている


じぶんがいます。


あの方々は運が悪かったのでしょうかね?


「たまたまあそこにいた」だけなんだと思います。


亡くなられた方の守護の神仏さまがたが、高い浄土へと導いて


くださることを祈ってやみません。





昨日の、「イソジンで被曝予防」、について。


独立行政法人 放射線医学総合研究所のほうで、ハッキリと


飲んじゃダメって書いてますから、読んでみてください。


効果がなく、有害成分も含まれています、って。


うがいや消毒用で、飲んじゃいけない成分(エタノールとか)が


いっぱい入ってできていますから(ヨウ素だけじゃないから)、


用法は守りましょうね。