正月に父の産土神社で祈祷を受けるのが、
わが家の恒例行事なのですが、
かえりにいだだいた、お供物の中に、
「むすび」という冊子があって、この中で
俳優の西田敏行氏が語っていることが、
とっても興味深かったです。
「ある途上国の部族に取材でいったとき、
たくさんのお土産を持っていってあげたのに、
だれもお礼の言葉もなく、なんだかじっと黙って
いて、どうしたんだろう、って思っていたら、
あるひとりが怒り出して、『どうしてもらってやった
のにお礼も言わないんだ。富んでいるおまえが
オレ達にモノをくれるのは当たり前じゃないか』
的なことを言われて、価値観の違いに、本当に
驚いたんだ。」
っていうようなことが書いてありました。
(手元に「むすび」がなくって、うるおぼえです。
すみません。。)
国内でも、だいぶ常識がちがうなぁ、と思ったのは、
結婚したころ。
でも、地方の差ももちろんですが(「県民ショー」なんかで
露呈してきていますね)、各家によっても、大きく
異なりますよね。
「からだに対する常識」は、かなり再検証が必要だ、
って気付いたのは、割と最近、ここ数年(笑)。
時代によるところも含めて、ホントに好都合
なのかを、しっかり検証していく作業に、手間を
惜しんじゃあいけないような氣がしています。
そう、次世代のためにもね。