「むすび」より | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

正月に父の産土神社で祈祷を受けるのが、


わが家の恒例行事なのですが、


かえりにいだだいた、お供物の中に、


「むすび」という冊子があって、この中で


俳優の西田敏行氏が語っていることが、


とっても興味深かったです。




「ある途上国の部族に取材でいったとき、


たくさんのお土産を持っていってあげたのに、


だれもお礼の言葉もなく、なんだかじっと黙って


いて、どうしたんだろう、って思っていたら、


あるひとりが怒り出して、『どうしてもらってやった


のにお礼も言わないんだ。富んでいるおまえが


オレ達にモノをくれるのは当たり前じゃないか』


的なことを言われて、価値観の違いに、本当に


驚いたんだ。」



っていうようなことが書いてありました。


(手元に「むすび」がなくって、うるおぼえです。


すみません。。)




国内でも、だいぶ常識がちがうなぁ、と思ったのは、


結婚したころ。


でも、地方の差ももちろんですが(「県民ショー」なんかで


露呈してきていますね)、各家によっても、大きく


異なりますよね。



「からだに対する常識」は、かなり再検証が必要だ、


って気付いたのは、割と最近、ここ数年(笑)。


時代によるところも含めて、ホントに好都合


なのかを、しっかり検証していく作業に、手間を


惜しんじゃあいけないような氣がしています。


そう、次世代のためにもね。