カレー南蛮 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

たまには「たべものブログ」を。


早稲田にある『三朝庵』は、カレー南蛮の元祖らしい。


このお店は、わが職場の鎮守神社・穴八幡宮の、


ななめ向かいにあります。


早大エリアにありながら、お客はほとんどおじさん。


このお店のすごい?ところは、そんな「元祖風」を、


まったく吹かせていないところかもしれません。


(巣鴨じゃ、「元祖○大福」のお店が3件ありますからね)


店内に、特にカレー南蛮の文字が、メニューのカウンター


(ここではカウンターで、おばちゃんから食券を買うシステム)


以外には見当たらないのです。


しかし、お客の食べているのは、わたしがいた時間帯で、


半分はカレー南蛮。


みなさん、一見さんっぽくないので、きっとおいしいのだと、


そこで判断できますよね。


わたしは「カレー定食」なるものを注文してみました。


セット内容は、カレー南蛮とごはん・生卵・つけもの、でした。


おばちゃんが、「むかしはごはんが貴重で、ごちそうだったので、


セットには、同じく貴重な卵をつけています。お蕎麦を


食べ終わって、カレーの残った丼に、ごはんと生卵をいれて


食べてください」 と言ってくださったので、その通りに


いただきました。


おいしい。


わたしの、おいしい蕎麦屋の条件のひとつ(そんなにいくつも


ありませんが)、「蕎麦湯がうまい」も、なんなくクリア。


老舗の、なんていうのかなぁ、「ふつーにおいしい」感が満載で、


また明日も通えるって感じなんですよね。


知っているってことを自慢したくなるお店、でした。