一般に出回っているろうそくは、
火が小さく消えやすいですが、
日本には「和蠟燭」があって、
火の部分が長く、消えにくいのが特徴です。
先日、飛騨の高山に行ったとき、
買おうと思ったのですが、すでにお店は閉まっていて
購入できませんでした。
そういえば、以前、ろうそくの灯りで治療したら、
さぞ患者さんは癒されることだろう、
と考えたことがありました。
しかし、その前に間接照明でやってみたところ、
致命傷が発覚。
なんと、鍼が見えないのです(爆)。
天井からの照明なら、影は下にしかできませんが、
横に置いた照明からは、私の影で患部が見えにくく
なってしまうのです。
蠟燭の炎なら、「揺らぎ」がありますから、
なおさら見えづらい、ってことに気が付いて、
計画倒れに終わったのでした。
お灸は、温灸なら大丈夫かな。
ふつうの、米粒の半分くらいのヤツ
(半米粒大ハンベイリュウダイといいます)
だと、火加減?がむずかしく(熱いのイヤでしょ?)、
目視してやりたいので、やっぱ照明がいるな。
でもね、自分にはやってみたんです。
ベッドの足側にろうそく置いて、足に鍼打って。
15分のつもりが、すぐに爆睡してしまって、
1時間以上経っちゃってました。
ものすごく充電できて、調子よかったんですが、
ろうそくの意味は・・・、ないですな。