今年は奈良1300年、記念の年だからか、
ずいぶん通ってます。
京都のようには上手にひとを集められないだろうと
思っていましたし、実際その手法も後手後手で、
JR奈良駅はまだ改築が済んでいませんし、
道路も整備中がいっぱい。
そんな奈良が、えらい混んじゃってます。
集客のじょうとう手段(失礼)とも言える「ご開帳」も、
かなりマニアックなものばかりなのに。
そんなののひとつ、石上神宮の七支刀(国宝)を
拝観してきました。
以前の出雲大社本殿のように、往復はがきでの申し込みの上、抽選。
当たってうれしかったです。
写真では浮かんでこないインパクトが本物にはあるように思います。
仏像は対面するまでわかりませんし、
場には立ってみないとわかりません。
そして、毎回そう感じる保証もない。
回数を重ねて見えてくる、感動値が上がることもありますし、
そうでないこともある。
ひとつ言えるのは、「上から目線」では見失う、ということでしょうか。
先入観もよろしくない。
だから旅には、下調べよりわくわくして臨むテンションのほうが
よっぽど大事かと思っています。
それは結構たいへんで、旅行中行くどの社寺に対しても
同じぐらい高いテンションを維持し続けることはホントに難しい。
そして、あちら(神仏さま方)に、こちらの期待以上を魅せられて
まいど反省するのです。
さすが神仏、ざんねんわたし。。