同じ質問に閉口してブログに書いたら、
よけい質問が増えちゃいました(苦笑)。
えーとですね、骨盤は寛骨と仙骨と尾骨で構成されてます。
寛骨は左右2つですから、べつべつに動くこともできます。
「開く」というのは、恥骨の部分と、仙腸関節が開いて(離れて)
いくこと。そして赤ちゃんがおりてきます。
左右にだけ寛骨が開く(動く)というなら、
ベルトで締めるのもやや有効かもしれませんが、
上下にも前後にもばらばらに動きますから、
それをベルトで締めるということは、
寛骨をズレたまま寄せる?ってことになります。
骨折や捻挫は「良肢位固定」しますから治りますけど、
ズレたまま固定じゃ、痛いままになっちゃいますよ。
昨日来られた患者さんが指摘してくださったのは、
骨盤調整で体型補正をしようとするのは、
論点を替えてしまっている、ということ。
たしかに骨盤をいい位置にもっていけば、
お腹がシュッとなったりしますけど、
問題は骨盤からあふれ出ている皮下脂肪だったりすると、
骨盤自体は締めるって言ったってほんの数ミリかもだし、
寝てる骨盤起こしても、そんな何十センチもサイズダウンが
必要な方には、あんまりご期待にはそえないようです(苦笑)。
(まあ、その場合別な方法がないではないですが・・・秘密です)
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