東京国立博物館の『土偶展』に、ようやく行くことができました。
日曜日までですからね。
すでに10万人を超えたという展示。
そんなに広いところでもなく、多数の展示物があるわけでもないのですが、
一点一点が魅力に溢れていました。
国宝・合掌土偶は故郷の八戸市で出土。
遠く江戸で逢えるとは、なんだかうれしい。
デフォルメされてても、単純じゃない。
縄文土器もあって、かなりインスパイアされました。
すごいエネルギッシュで、近くで細部まで観るととっても繊細。
ほとんどが女性像ってのも初めて知りました。
土器にいたっては、世界でその文化は最初に作られたとか。
日本の古代人、すごい!(いや、日本て概念がないわ。)
なんの目的で土偶が作られたかは、想像でしかわからない。
きっと、神と自然と人とが、調和して仲良く暮らしてたんだろうな。
平和さが伝わってきたように思います。
いつもながら、常設展の仏像方も、すごかったです。
順調にフラフラで帰りました(笑)。