またまた秋物野菜畑通信です。
秋野菜の種を植えて発芽して双葉になる頃、どうしても虫が寄ってきます。
双葉になる前にトンネル掛けしなかったことが災いして、再び種をまくことにしたことは、先日ブログに書きました。
白菜はポット栽培から発芽させて、本葉が出てから畑に移植しました。その時点で苗10本くらいが生き延びてくれて、その他はやっぱり穴だらけ。
双葉が穴だらけになってまき直したのは、かぶと水菜と小松菜。新たに白菜を直まきして、追加でビタミン菜と大葉春菊をまきました。
不織布でトンネル掛けしているから、発芽するまでの水やりがめんどくさいっ。
めんどくさいけど、手をかけて育てて、また虫たちに好き放題にされてはたまりません。
そこで、 肥料をまかない畝を虫専用にするべく種をまいてみたら、もう発芽してました。穴はありません。
10月になった現在も、虫食いはほぼほぼなくて……
知り合い農家さんは「虫だって、うまくなけりゃ食わねべ~」って。
んーー納得
白菜の植え付け時のみ農薬を少しだけ使って、大根や他の葉物野菜は重曹スプレーで虫よけ対策。が、スプレーをしてもしても、虫はやってきます。
厚顔ムシ です、あやつらは。
その後、重曹水から酢水に替えてじゃぶじゃぶ噴射。
10月に入ってからの野菜たちの成長は、こんな感じです。
あちこちに小さな穴があって、育つかどうか心配な状況で畑に移植した
白菜です。
畑に直まきした大根です。
酢水で毎日虫と格闘していると、はたまた弟が「木酢液だか竹酢液だか、あるよ」というのです。
父が昔、ぶどうの木を燃やして炭を作ったことがあって、その時の液らしいんです。
家には竹も生えているから、竹酢液かもしれません。
父がすでにいないので確かめようもないけれど、ほのかに燻製のようなにおいはあります。
しかし、残念ながら黒いのです。この黒さはタール分だと思われ、少々油も浮いてるような。精製する方法なんぞ分からないし、分かったとしても、素人が一人で、何かと面倒ですもん。
タール分には発がん性物質などが含まれている、などと聞けばなおさら使える気がしません。
というわけで、父手作りの木酢液もしくは竹酢液は使用しないことにして、虫退治は安全にこだわって酢水でいきましょう!