夏は畑で作業をすれば、レンズに汗がボタボタ落ちてうっとおしいし、外せば、畝に身をかがめなければ、状態を確認できないしーー。
その日、メガネを外し、腰から下げたタオルで汗をぬぐいながら、秋野菜の世話に没頭してました。
本日の作業は終了しメガネをかけようとしたら、メガネがありません
黄色いかごの端っこにあった映像が頭をよぎりましたが、それが昨日のことなのか今日なのか思い出せず……。
今日はかけてこなかった…のでは?
そう思い直してわがボロ家に帰って探しても、見当たりません。
メガネがない目でメガネを探すのって、つらい
回れ右してもう一度歩いてみると「グギッ」と音がして、メガネは長靴の下敷きに。
レンズが割れ、フレームがぐにゃり
あー、なんで膝ついて手さぐりにしなかったかなー
写真、撮ってないっ
黄色いかごの近くに、割れたレンズの残骸があるはず。
黄色いかごに座って、ぼんやり。
なんで、こうなるの? これがマイ人生…(人生まで語っちゃう?)
実は今回で2回目の「畑でメガネ踏んづけ事件」なのです。
前回はお店で直せるレベルのフレーム曲がりでしたが、今回はさらにレンズが割れているーー。
「11月までが保証期間です」と言われて、ラッキー!
レンズ片方だけの破損でも2枚替えるそうで、レンズだけの交換なら約9,000円。ですが、フレームがぐにゃり、なので全とっかえ。それでも約13,000円と、半額になるそうな 保証期間中ゆえ。
胸の前にぶらんと下げたら失くさないのでは?
「ドアとかにぶつかったり、そのまま転んでしまって交換されるお客様もいらっしゃいますね」とのこと。
……めんどくさくても、ケースに入れるべきでした
あの時ああしておけば、こうしておけばって、思わない日はないです。
注意1秒、ケガ一生!(違うか~)
あの時別な選択をしていれば、いま独り身じゃなかった。ここじゃなく違う場所にいた。……かどうかは、神様だけがご存じ。
人生の、どの角を曲がればよかった? 右に?左に?直進?
次の角はどうする?
って、やっぱりキリがないです。だって、いまここにいるんだから。
汝の足元を深く掘れ。そこに泉ありってことです。