【vol.56】
こんにちは!
梶原ピアノ教室 梶原香織です
新しい元号
「令和」
テレビの画面撮っちゃった
(リアルで見てたんかいっ)
令和 は
万葉集の中の言葉からとられたとのこと
「人々が美しく心を寄せ合う中で
文化が生まれ育つという
意味が込められている」
だそうで
なんだかとても麗しく
万葉集の美しさを
改めて思うことになりました。
人々が美しく心を寄せ合う
そのきっかけを
音楽でできるなら素敵だなあ
出典の万葉集
もうさっそく売り切れで
緊急重版かかってるそうですよ💦
そういえば中学の時
国語の時間に
短歌を一首調べてくるような宿題があって
私は、万葉集の中の山上憶良の歌
「憶良らは今は罷らむ子泣くらむ
それその母も我を待つらむそ 」
を調べて発表した記憶があります。
その時は、わけもわからず
父の書斎にあった
万葉集の本をひっぱりだし
その中から一つ選んだのですが
その現代語訳が
「憶良めはもうおいとまいたしましょう。
(家で)子が泣いているでしょうし、
それにほら、
その母(私の妻)も私を待っているでしょうよ。 」
この歌を詠んだ時、
山上憶良は
すでに60歳を超えていたらしく
そのぐらいの年齢の人の子が、
家で泣いているとは
まあ、思えないし
(今じゃあるあるなのかもね)
酒席で暇乞いをする時の
楽しい冗談であったという
なかなかユーモラスな歌です。
万葉集の中にもいろんな歌があって
これを機に
じっくり読んでみるのも
いいなあと思っています
さて
元号が発表されて
心に想ったこと
それは
新しい時代「令和」
に生きる子どもたち
その子どもたちをやさしく見守る
「昭和」「平成」の大人たち
3つの時代の人々を
繋ぐ役割を、
音楽によって
果たすことが出来たら
という気持ち
その役割を
少しでも務めることが出来たら
普段から
教室で
この3つの世代の人たちと
接しているけれど
皆さんがもっと交流出来たら
お互いに繋がりあうことが出来たら
もっとできることが増えて
皆が幸せになれるのに
ずーっとそう思っていました
でも
なかなか普段の生活で
そこまで考えることなどないし
振り返ってみたときに
ああ、よかったなあと
思う程度なのかもしれませんね
だからこそ
教室という場が
その機会になる場所として
もっとお役に立てるようになればなあと
思っているのです。
それは
優しくて美しい
心を寄せ合う世界に
幸せな世界に
なると思うから
その種を
「令和」の時代の幕開けとともに
本格的に蒔いていこうと
そんな思いを新たにした
昨日、4月1日でした。
いや
エイプリルフール
じゃないからねー。
さて、今日のシリーズ
(求む、スイーツネタ提供。笑)
ショコラだけど
ほんのりストロベリーが薫ってる
ノドを酷使するレッスンの後
こういうアイスはホッとします
ではまた明日に。