バカ言ってんじゃないよ | シニアライフの「常識」を斬る!?

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成年後見とか、遺言とか、介護とか・・・

 先日、Facebookで見知らぬ行政書士から「友達リクエスト」を受けました。

 

 なんじゃらホイ(←死語)と思ったら、「全国行政書士会FB会」の仲間になりませんか?とのこと。

 

 

 その「FB会」のページを見てみると・・・

 

 『全国の行政書士相互の情報交換をFacebookを通じて行うことを目的として』

 

 『「全国の行政書士の知識の互助会」を目指して』

 

 『参加される会員相互が、自分の得意分野で他の先生を知識と経験で助け、自分の苦手分野で他の先生に知識と経験で助けてもらうことをコンセプトにして』

 

 いるそうです。

 

 

 で、ご丁寧に、

 

 

 『非公開グループであるため、投稿する内容は、会員の先生方以外は見ることができません』 

 

 

 だと・・・

 

 

 くだらねぇ。 

 

 

 こういうことをやってるから、行政書士はバカにされるんですよ。

 

 

 えっ?どういう意味かって?

 

 

 私であれば、自分が引き受けた業務に関して、同業者(同資格者)に教えを乞うことは、まずありません。

 

 

 疑問や不明点があれば・・・

 

 まず、自分で法令、判例、通達などを調べます。

 

 それでも不明な点が残れば、当該官公署等に直接問い合わせます。許認可であれば役所の担当官、後見事務であれば家庭裁判所です。

 

 以上。これで何の問題もなく、確実に解決します。

 

 

 信頼関係のある他の資格者(弁護士、司法書士、社労士、税理士、社会福祉士、介護福祉士、ケアマネ、医師、看護師、理学療法士・・・等々)に質問をさせていただくことはあります。ボランティアの先輩や社会福祉協議会の職員さんから情報を得ることもあります。

 

 また、ときどき私のFacebookやブログを見て、進んで情報提供してくれる行政書士はいらっしゃいます。それは大歓迎です。

 

 しかし、自分の専門分野に関して、こちらから同資格者に質問することは考えられません。その発想自体が理解できません。

 

 

 そんなことをしなくてもベストな成果をお届けするのが専門家。

 

 もし専門分野外のお仕事を依頼されそうになったら、自力で頑張って専門家に匹敵する成果を提供できるか、さもなくば最初から専門家を紹介するか、受任する前にその判断を下します。

 

 

 プロだったら、それが当り前じゃないっすか?

 

 

 自信も実力もないのに受任しておいて、裏でコッソリ同業者に「教えてください」なんて、プロがやることじゃありません。

 

 お客様は、我々にスキルアップの機会を提供するために業務を依頼してくださるのではないのです。

 

 聞く相手の実力や誠実さがリアルに確認できているのであればまだしも、ネット上で、しかもこんな目的のために集まっただけの連中が言うことを信じて業務を行い、お金をいただくなんて、私に言わせれば詐欺行為ですよ。プンプン!

 

 

 

 遺言・相続・成年後見のご相談は、シニアライフ・サポート行政書士事務所@横浜市金沢区へ