シニアフィットネストレーナーの小川です。
まず、人間が食事をする理由はいくつかあると思いますが、最もシンプルに考えた場合、「体を作り、動かすため」です。
体の構成要素は主にたんぱく質であり、体を動かすためのエネルギーは糖質と脂質になります。
そして、これら三大栄養素が体内でスムーズに働けるようにサポートするのがビタミン、ミネラルです。
たんぱく質、糖質（たんぱく質）、脂質、ビタミン、ミネラル
これら五大栄養素は必須栄養素であり、生きていくために絶対に必要なものです。
ものすごく当たり前のことになりますが、「これら五大栄養素を毎日必要量摂取できているか？」ということが健康のため、それ以前に生きていくための基本であり、土台です。
「この食べ物は健康によい」とか「この食べ物は健康のためには食べない方がよい」とかの前に基本の五大栄養素をどれも欠けることなく、しっかり摂取するということがまず先に考えるべきことになります。
まずは、このような基本を再確認して日々意識していくことが大切であると思います。
もちろん、日々の食事の摂取量を全て細かく把握することは難しいと思います。
そこで、一つの指標として「多様性のある食品摂取を心がける」という考え方があります。
特に食が細くなる高齢期においては、「いろいろ食べる」「多様な栄養素を摂取する」ことが、低栄養や骨格筋量・体力の低下を防ぎ、健康寿命を延ばすことに繋がるとされています。
具体的には、以下の１０品目を毎日摂取できているかというかを評価します。
「魚、肉、卵、牛乳、豆製品、緑黄色野菜、海藻類、芋、果物、油」
いかがでしょうか？
上記１０品目を毎日摂取できていますか？
摂取量に関しては気にしなくてもよいので、まずは毎日摂取できているかをチェックしてみてください。
そして、できるだけ全てを摂取できるような食生活習慣を心がけるとよいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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