NHK Eテレ「視点・論点」~独りぼっちのⅩ'mas~をみて | 世日クラブじょーほー局

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 昨日、NHK Eテレを見ていたら、「視点・論点」をやっていて、「ひとりぼっちのⅩ'mas」と題して、ロックバンド怒髪天のリーダー増子直純がしゃべってました。増子は、桃屋の「食べるラー油」のCMに出演するなど、にわかに最近メディア露出がありますね。

 増子は、冒頭から自らの‘男の孤独の美学’をひとしきり語ったのち、昨今の草食系男子を一喝。そしてクリスマスに刃を向ける。いわくクリスマスは、子どもには、いい子にしていれば、サンタからプレゼントが貰えるなど「しつけ」という点でもメリットはあろう。ただ、どんなにいい子にしてても、大人にはもはやサンタは来ない。孤独な男には、その傷に、ことさら塩を塗りこむようなイベントになってしまっていると。

 そして縷々クリスマスにまつわる愚痴をぶちまけ、最後に有名ホテルの当日の予約が1年前から満杯とは何事だとボルテージが最高潮に。

 結論として、本来クリスマスとは、キリストの聖誕祭であり、厳かなものであるべきだと。そんなことそっちのけで、しかも仏教国の日本のクリスマスなど禁止せよと締めくくった。

 時流に乗らないというか、あえて反逆してみる言論やパフォーマンスなどすごく好きですが、こんな過激な(半分漫談っぽいが)モノよくNHK でオンエアしたなと思いつつ、半分ほくそ笑みながら見てしまいました。

 しかし、「視点・論点」って、基本的に時事解説番組ですよね。どこをどう巡れば、こういうテーマとキャスティングになるのか。ほとんど深夜ラジオのノリでしたね。でも新鮮で、面白かった。こういうサプライズはあっていいかも。

怒髪天/インペリアルレコード

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