
(裏甲釜 うらこうがま)
今日も、よく晴れた暑い位の天気でした。
今日は「裏甲釜(うらこうがま)」で、
お稽古をしました❤️
花の季節の到来とともに、
気温が上がり、茶室も、窓を開け放して
お稽古するようになりました。
炉の火を少なくし、
透き木釜や裏甲釜を使ってお点前します。
「裏甲釜(うらこうがま)」とは、
釜の形状のひとつで、
鏨(やきなべ)をさかさまにし、
底に穴をあけて釜の口とし、
これに別に作った底を後から取り付けて
釜に仕立てたものだそうです。
釜の左右の羽が外せるようになっています。

令和庵の「裏甲釜(うらこうがま)」の蓋は、
共蓋になっています。
取っ手が左右に動くので、
蓋を取るときは、
取っ手が倒れないように
気を付けて取る必要があります。
また、共蓋のときに限り、
男子も袱紗を使って、蓋を取っても
良いことに、なっています。
長板諸飾りのお点前なので、
柄杓は、杓立に立てたまま、
「始めます」の挨拶をします。
あと、二週間、炉のお点前を
楽しみたいなと思います✨
キバナホウチャクソウも可愛いです❤️