この時期は夫婦相談と離婚相談が非常に混み合う時期です。

その理由の多くは、離婚して新学期から新しい地域で暮らすために3月には離婚を確定(離婚届け提出または調停で成立)させたいと考える方や、進級、進学に伴い苗字を変更させたいと考える方が多いからです。

 

全体を見ると離婚まで至らず修復できる可能性のある方は4割、問題と課題の解決次第の方が3割、確実に離婚が決まっているが条件が合わない、二人で話し合えない、争っても弁護士費用の数百万円が支払えないという方が3割です。

 

特に、離婚が決まっている方の多くが、当事者間で話し合いを行い口論になって収集がつかない方や親兄弟が間に入り更に問題が激化した方、調停になり時間が迫っている方などは、早く離婚したいと望んでいるので感情的になり数か月以上も時間を経過させてしまい今もなお感情的な状態であることから自身でもどうしていいのか分からなくなっているという方が多いです。

 

考えなければならないことを考える、簡単なようで難しいのは、感情的になっているからだと気付くと解決は早いものです。

 

また、離婚したくて離婚するのではなく、婚姻継続が困難であるから離婚するという客観的思考と、それを踏まえて子の人生(影響と対策)をしっかり考えなければなりません。

 

それぞれの人生が大きく変わる選択です。

穏やかに冷静なる判断が求められます。