音楽学習の本質的な第2番目の柱、ソルフェージュの学習、正しい方法は唯一無二 | アカデミー主宰のブログ

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     音楽学習における本質的なもう一つの柱は、ソルフェージュの学習です。ボーカルのレッスンの場合には、直接的には関係ないようにも見えますが、特に器楽のレッスンの場合には、必要不可欠の課題としてのソルフェージュの学習があります。 
    ボーカルの学習でも、最終的には、ソルフェージュの学習を含めて取り組んだ方が、格段に音楽力が上がる事は事実です。それぞれの学習者の目標やレベルによっても、ソルフェージュの学習が不可欠であるかどうかは、本人の判断によるところもあります。
   必ずしもしなければならないと言うものでもないのですが、本質的にはソルフェージュの学習が、音楽の学習を目指す場合には必要になってくるでしょう。

   ソルフェージュの学習は、楽曲を階名で理解することですが、決してやってはいけないことは、固定ドとして全てをハ長調でソルフェージュをしてしまうことです。これでは音楽的な力は伸ばすことができません。

    ソルフェージュはあくまでも楽曲の調に基づいて、その調でソルフェージュをするということが大切です。
     さらに短調マイナーの場合のソルフェージュが問題になりますが、これもやり方があって、そのノーハウは唯一の方法があるのです。他のどんなやり方でも、方法はいくつかあるのですが、それでは音楽力を高める事はできまません。
    特に即興伴奏や即興での演奏などをする場合は、短調のソルフェージュの方法は特に重要です。しかもこの方法は、ほとんどの人はわかっていないと思います。短調のソルフェージュは、やり方がややこしい部分もあるし、様々な方法での意見もあるので、ここでは、正しい方法は、説明すると細かすぎるので、あえて説明を省きます。
    すべて統一された方法でのソルフェージュのやり方が唯一無二の上達するための方法なのです。

    前回にお話しした音階の学習を支えにしながら、ソルフェージュの学習を深めることにより、すべての課題をクリアすることができるのです。

   指の動き方、フィンガリングの問題や楽器の技術的な問題は、その後の問題として提起されてくるのです。

    音楽学習をする時、すべてのことを同時進行でやろうとするから、なかなかできない状況が生まれてしまうのです。
    一つ一つをきちんと学習しながら、正しい学習法で身に付けることにより、全てを統一的に理解することができるようになり、どんな楽曲でも1つの正しいソルフェージュの方法により、攻略することができるのです。
    音階の学習とソルフェージュの学習がきちんと身に付けば、どんな楽曲でも攻略することができる、そう言っても過言ではないと思っています。