年越しは、紅白ではなく映画三昧に、素晴らしい感動を新たな年への力に | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日は、いよいよ暮れの大晦日です。朝は、お手伝いさんが来てくれました。月曜が恒例のやってくる日だからです。今日は、最後に風呂の掃除をしてくれました。その他いつもの掃除や片付けなども終了しました。
朝食は、久しぶりに朝ラーメンを作って頂き、その後、多賀城まで送っていきました。大晦日とあって道路は、朝からガラガラに空いていました。多賀城駅でお手伝いさんを下ろした後、帰りにスパ銭の床屋に行きましたが、予約で一杯なので、諦めて帰りました。
 帰る途中、時間があったし、天気も良いので、最後の大晦日の日に、被災地の蒲生地域を回ることにしました。
 七北田川の左岸、仙台港寄りの蒲生の集落地辺りは、全ての建物が流され、今も廃墟のような状況でした。江戸時代から続く有名な蒲生の松林も、「奇跡の松」の如く、数本を残すのみ、一帯の変わり果てた風景に、ただ驚くばかりでした。
 七北田川左岸へは、あまり来たことがなかったのですが、全てが流されてしまい、瓦礫はなくなっていたものの、廃墟のような、あの日のままの風景が広がっていたのでした。所々に慰霊碑が建てられ、数人の人が来ていました。
 蒲生にあった学校も、すっかり被災してしまい、廃墟のような佇まいになって、壁に掲げられた学校名やスローガンが、今でもただ虚しく壁に表示されたままになっているのでした。
 全てが流されてしまい、まだ復旧もしていない蒲生の集落一帯は、他の地域と異なり、まだ道路の改修など進まず、路肩も崩れたままになっていました。まだほとんど復旧が進んでいない状況でした。誰ひとりいなくなってしまった蒲生の集落跡一帯は、ここに集落があったことさえ分からないほど、残された土台のみがそのことを物語っているのでした。
 蒲生の集落跡地から七北田川を渡りましたが、通いなれた南蒲生や岡田方面には行かず、そのまま大沼方面を経由してから帰ってきましたが、大沼もやっと護岸工事が始まったばかりで、駐車場も封鎖されている状況でした。近道を通り戻りましたが、そのままスタジオに戻り、正月の表示物を掲示しました。

 昨日の「おでんパーティー」では、作った量が多すぎて、沢山残っていると思いましたので、電話をしたら案の定、残り過ぎてしまったということでした。あまりに沢山残っているというので、おでんの残りを頂きに行くことにしました。適当な鍋を持参し、おでんを頂いてきました。物凄く大きな鍋で作ったので、まだまだ沢山残っていたのです。小さな鍋に頂いて帰ってきました。
 家に戻って、プロの作ったおでんをおかずにして、おでん定食で昼食を済ませました。友達の家には、まだ大きな鍋半分のおでんが残っていました。他の友達も頂きに来るのではないかと思う程でした。
 昼食が済んでから、午後に草取りのおじさんと風呂に行くことにしていました。約束の13時半に行ってら、不在だったので、少し時間を待ってから,14時過ぎに伺ったら帰っていたので、誘って市内の銭湯風呂に行きました。
 温泉までは遠いので、今日は銭湯にしました、この銭湯は、正月期間も午後は営業するといことでした。昔通った銭湯ですが、今では全く行かなくなった銭湯ですが、今日は久しぶりに熱い銭湯に入りました。
 他の施設が休みなので、この銭湯は、結構混雑していました。温泉に行かない時は、正月期間は、この銭湯でも大丈夫だと思いました。草取りのおじさんと銭湯に入り、風呂仲間と談笑して帰りました。

 今日は大晦日、夕方からゆっくり夕食をして、紅白歌合戦を観ることにしていました。ゆっくりビールを頂き、食事をしてから、テレビを観たのですが、どこでも面白そうな特別番組が組まれていました。紅白歌合戦は、お手伝いさんが録画のセットをしてくれたのです。紅白歌合戦が始まって、最初の部分は観たのですが、丁度BSではプレミアム映画が放送されていたのです。久しぶりに映画を観てしまったら、結局ひき込まれて、最後まで観てしまいました。何度も観たことのある「幸せの黄色いハンカチ」でした。その後も映画のオンパレードが続いていました。結局、年をまたいで、もう1本の映画を観ることになってしまいました。
 映画を観るとやめられなくなります。結局、夜中までもう1本の映画を観てから休みました。久しぶりの映画は、本当に人生を考えさせられるものでした。しばし映画の素晴らしさを感じたひと時になりました。結局、紅白歌合戦は、ほとんど観られなかったですが、映画を観て本当に良かったと思いました。映画の素晴らしさを感じながら、年越しをすることができたからです。
 今時の音楽を聴くより、落ち着いて過ごすことができたように思いました。こうして新しい年を迎えることができました。俳優の素晴らしい演技に感動しながら、改めて映画の素晴らしさを感じていました。もう亡くなってしまった俳優もたくさんいましたが、久しぶりにそんな俳優に出会えた感じがして、嬉しく思いました。俳優の演技は、亡くなってからも、永遠に残るものだと改めて感じさせられました。
 今年も様々の思いをのせて暮れていきました。新しい年も、また希望や夢に向かって、ひたむきに歩いていきたいと、映画を観ながら、決意を新たにしていたのでした。