月1回の病院の通いとレッスン生の思いを受け止めて | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日は、朝にお手伝いさんが来ました。家事をやっている間に、日記を更新し、朝食を作って頂きました。今日は、月に1回の病院の予約が入っていました。10時の予約なので、スタジオに寄って準備をしてから、お手伝いさんを、駅まで送り、その足で病院に行きました。10時に到着したのですが、今日は物凄く混雑していました。1時間以上待ち時間があり、診察は、ほんの1分でした。薬の処方だけでした。それだけで診察料は1300円、薬代は1800円でした。1時間半以上費やしてしまいました。
 今の医療制度は、病院が儲かるシステムになっています。これだけ中高年の病院通いの方が多く、病院は物凄い混雑で、しかも費用がかさむのです。本当に医療制度は、今の社会制度の大きな矛盾だと言うことができます。

 昼近くになったのですが、急いで帰る途中に、用事を思い出しました。裁判所に寄り必要な書類を頂いてから、郵便局に寄り、注文黒猫を発送し、さらに銀行によりATMで用事を済ませました。その後、急いでスタジオに帰りました。

 昼を過ぎた時間だったのですが、宅配業者の不在票が入っていました。直ぐに連絡してから、持参したおにぎり弁当で昼食を済ませ、14時からのレッスンの準備をして、待っていました。
 13時半前に宅配業者が来て、修理したパソコンを届けてくれました。修理代金は、結構高価になりましたが、素早い修理対応で良かったです。土曜日に宅配業者に出して、火曜日に、修理が直って戻るという速さでした。何でも業者の修理場所は、千葉県にあるとか、航空便での修理対応だったのかも知れません。日曜に業者に届き、修理の状況をメールで知らせてくれていました。月曜日には、修理完了で、出荷の知らせが来ていました。
物凄い速さの修理でした。料金は高かったのですが、メーカーの修理に依頼して良かったのかも知れないと思いました。

 14時から、ヴォーカルの個人レッスン生がやってきました。先日の練習曲を、今日は持参したMDに収録しました。2回ほど収録してから、今日の新しい課題曲に進みました。この曲の楽譜をコピーして渡し、丁寧に音取りから指導しました。大体歌えるようになってきました。カラオケで何回か歌いましたが、まだ完成までは至っていません。次回も取り組むことにして、レッスンを終了しました。
 新たにレッスンに来るようになった方で、2週間に一度のペースで予約を入れています。まだ「発表会」への参加まではいきませんが、先日の「カラオケ交流会」には参加して、歌っていました。段々上達していくのが嬉しいようで、ボランティア活動もしてみたいと話していました。
 次のレッスンは、16時からの若者のレッスンなのですが、若者が途中にやってきて、16時半からに、変更を依頼しに来ました。用達が入っていたようでした。
 丁度イントラが突然やってきました。約束では、明日の予定だったのですが、イントラは間違ってやってきたようです。幾つかの相談事項を話しました。「歌う会」開催の件と「発表会」でのビデオ撮影の依頼の件などを話しました。16時半に若者がレッスンにやってきたので、イントラは入れ替わりに帰っていきました。

 16時半から若者のレッスンを始めました。「発表会」に向けての仕上げのレッスンです。歌はほぼ完成しましたが、今日は、表現の様々な細かい部分について話しました。歌う表情や振り、マイクの持ち方、姿勢など、何よりも楽曲の内容をレクチャーしました。中身を理解して、表現することの大切さを話しました。楽曲にナレーション、語りを入れるという話も、その楽曲の内容理解と関わっているのですが、今回は、そこまでは進めないのでパスするという話でした。1時間の歌のレッスンを終了しました。

 入れ替わりに、次のレッスン生がやってきました。最近来るようになったアコーディオンのレッスン生です。我流の塊のような方で、3年ほどオープンカレッジのグループレッスンに通いましたが、我流が直らないこと、周りの新しい方が個人レッスンを受けるようになって、上達が著しいことで、気持ちが変わったようです。2週間に一度のペースでやって来るようになりました。
 今も現役で仕事をしているので、18時の予約になっていました。市の西部の山の上から市街地を越えてやってくる方でした。夕方の渋滞の時間帯に、遠くからやってくるのは、やはり勉強したいという思いからなのでしょう。
 今日からアコーディオンのフィンガーリングを勉強することにしました。今まで我流で弾いてきたので、なかなかフィンガーリングが難しいようです。でも最初はやりにくいようでも、それが上達の最短距離だということを話し、丁寧に指導しました。フィンガーリングの指換えが難しいようでした。楽譜に指の番号を書いて、必ずその通りに運指をするように話しました。
 フィンガーリングの「技」は、この指換えの「技」なのです。その「技」は、決まったやり方があるのです。そのやり方を習得するのが上達するコツなのです。この「技」は、幾つかのパターンがあるのですが、これを習得できれば、どんな曲でも、ミスタッチすることなく、滑らかに演奏することができる「技」なのです。それを地道に練習して習得した人だけが、フィンガーリングを身につけることができるのです。
 それ以外のどんな運指方法も、いわば「あてずっぽう」の方法なので、演奏中に「必ず」ミスタッチを起こすのです。それは仕方がないことなのです。その方の方法が「あてずっぽ」の運指の方法だからなのです。
 正しいフィンガーリングを習得すれば、このミスタッチがなくなるのです。100%間違えることなく、どんな曲でも演奏できるのは、そのためなのです。フィンガーリングの「技」は一般的な方法で、どんな曲にも応用することができるからなのです。
 そのフィンガーリングの初歩の「技」を今日は指導しました。少しは出来るようになりましたが、難しいと感じたかも知れません。根気強く続けることが大切だと話しました。 
 談笑したり、レッスン生の演奏を聞いて、コメントしました。様々な話をしていたら、19時を大きく過ぎてしまいましたが、レッスン生は、何か充実したようで、次回も予約を入れて、帰っていきました。
このレッスン生は、何十年と我流でやってきましたが、やはり正しい演奏方法を身につけたいと思っているように感じました。何とかして我流を克服して、正しい演奏方法を身につけさせてあげたいと思いました。
 どんなレッスン生にも、我流で練習すれば、必ず陥る「罠」があることを知って欲しいと思いました。その「罠」は、我流で進める以上、100%陥ることも断言できるからです。やはり「実践を通した」指導者に、必ずレクチャーをもらうことが、上達への不可欠の条件であることを伝えてあげたいと思いました。

 今日は遅くなったので、風呂には行けなかったので、家の風呂に入ることにしました。
遅くまでレッスンに取り組みましたが、今日も無事終了しました。我流でのレッスン生を一生懸命指導したことで、私の中でも、どこか充実した思いで溢れていました。
 それは忙しい中を、遠くから通ってくるレッスン生の思いに重なったからかも知れないと思いました。今は我流だけれど、何とか克服したいというレッスン生の思いを受け止め、一所懸命私も実践することが、それに繋がることだと思いました。夜遅くまで頑張ったレッスン生の気持ちが、夕暮れの街の中に一杯溢れ出ているようでした。