最初に談笑していたら、今度の「うたごえバスツアー」参加してくれることになり、スタジオから電話で予約をしました。グループの他のメンバーにも電話をしていました。参加者は、増えるかも知れません。「バスツアー」参加者が、レッスンに来るようになるというケースが多いようです。この意味でも「バスツアー」の成功が、レッスン生の確保につながっていることを考えると、外に向かっての様々な取り組みも、有効に作用しているし、今後も一つ一つ的確に取り組んでいく必要があると思いました。
10時過ぎからレッスンを始めました。最初ヴォイトレをして、発声の基本を指導しました。私のヴォイトレの指導は、発声の基本ばかりでなく、柔軟体操をして、体を解してから始めるのです。全て基本から始めます。立つ姿勢、重心、視点、口の開け方など細かく指導していきます。ロングトーンから始め、スケールの練習を重ね、スタッカートで腹筋の指導をします。約20分程度ヴオイトレをするのが、練習の特徴なのです。
これによって一人一人の声が出てくるようなるのです。ヴォイトレの後は、歌集を使って、何曲かの愛唱歌を次々に歌っていきました。「歌う会」のように次々と歌うのですが、レッスン時間がもったいないので、次の指導に入っていきました。前回学習した曲を復習し、再度音取りを正確にしてから、一人一人がカラオケで歌えるようにしました。前回から見れば見違えるように上達していました。復習の曲を終了して、今日は、新たな課題曲に挑戦しました。楽譜を渡し、ピアノで音取りをしてから、一人一人交代でカラオケで歌っていきました。1コーラスごと交代しながら歌って、その都度細かい指導を重ねました。3人が大体歌えるようになりました。
更にもう1曲、前回取り組んだ、もう1曲の曲にも挑戦し、一人一人交代しながらカ ラオケで歌いました。この曲も大分上達してきました。この楽曲が、とても声に合っている方もいました。
次回からは、自分で挑戦したい曲を3曲程度リストアップしてくるように話しました。少しずつ個人のレパを指導する方向に進んでいきたいと思うからです。皆十分に声が出てきて、上手になってきた感じがします。3人ともレベルが同じ位で、とても指導し易いのが特徴でした。気心知れた人のグループレッスンも効果的だと思いました。スタジオレッスンは、基本が個人レッスンなのですが、こうしたグループレッスンも効果的だと思いました。友達同士を誘ってグループを作り、一斉指導や個別指導を織り交ぜながら指導するグループレッスンは、費用の面からも、参加者にとって有効なことが分かりました。これからもレッスンを受けたい方を対象にしたグループレッスンを増やしていきたいと思いました。
昼12時まで、あっという間にレッスンが終了し、3人は連れ立って帰っていきました。
今日は、オフ会の日です。これからが自分の追い込みの仕事です。オフ会に持参する歌詞カードや宣伝チラシなど3枚セットで綴じる作業に取り組みました。今日のオフ会参加者が、60人を超えているというので、資料の数も確認して準備しました。綴じ込みが終了してから、家に帰り、急いで昼食を済ませました。
家で昼食を済ませてから、今日の服装を準備しました。服装がなかなか決まらなかったのですが、結局は、白のシャツに、白のV字のセーター、白のハンチング、ズボンは紺のスラックに決まりました。いろいろ悩みましたが、今日は、明るい白地のイメージでいくことにしました。
着替えはしないので、オーバーコートを羽織って行くことにしました。
昼食の後、スタジオに戻り、15時過ぎからリハーサルをしました。自分で制作した伴奏CDでヴァイオリンの演奏から取り組みました。ソロで歌う曲で、新しく採譜した曲も覚えて練習しました。全て一通り終えて、リハーサルを終了しました。
16時半を過ぎてから、荷物を全てトラックに積み込んで、家に戻り、出発の準備に入りました。今日は、明日、大学のアコーディオン教室もあるので、その荷物も積み込みました。家に帰り準備していた服を着て待っていました。
約束の時間に、タクシーがやってきました。今回のオフ会の取り組みを段取りしてくれたレッスン生がタクシーで迎えに来てくれました。荷物を積み込んで、会場に向けて出発しましたが、道路が物凄く混雑していました。金曜の夕方は、本当に道路が混雑します。回り道をして何とか会場に到着することができました。
オフ会は既に始まっていましたが、私の出番はまだ来ていませんでした。会議やその前のイベントが長く掛かり、遅くなってから、私の出番がやってきました。今日は何とこのオフ会に、選挙に出る二人の候補者が挨拶に来ていたのです。マスコミの記者も来て取材していました。今日16日に衆議院が解散したばかりなのに、二人の候補者が、挨拶に来るというのはどういうことなのでしょうか。
それほど今回の選挙は厳しいものだと思いました。今回のオフ会は、市内のスポーツ関係者のオフ会だったのですが、そんな会場にも、候補者が情報を得てやってきたのです。
そんなハプニングがあり、オフ会のステージも時間が短くなりました。約1時間程度しかないことが分かりましたが、用意していた演目は端折って進めていきました。ヴァイオリンの演奏は1曲だけ、アコの演奏も何曲かをアトラクション程度で済ませて、参加者の歌の生伴奏のステージに入りました。お酒が入っているせいか、次々に歌が入りました。用意していた曲以外にも、飛び入りで何曲も入り、次々にアコで伴奏をしていきました。この歌の出番によって、会場は大きな盛り上がりになりました。思い思いに、懐メロをアコの生伴奏で歌っていきました。歌う人は、歌詞を見ないでも昔の歌を歌えるのです。最後まで大きな盛り上がりになりました。
合間の時間で、私も用意されたご馳走を頂きました。どれも素晴らしいご馳走ばかりで、本当に美味しいものでした。急いで食べてしまったのが惜しい気がしました。
最後には、歌った人々への豪華な景品が渡され、大きな盛り上がりのうちにオフ会は終了しました。やはりオフ会で歌があることは、凄いことだと思いました。
年配の方々の、懐メロを知っていることには驚きました。昔の歌を、自分の歌として、歌詞カードなしでも歌う方がいたからです。こんなオフ会も素晴らしいと思いました。皆喜んで盛会のうちに終了することができたようです。
荷物を整えてから、一緒に来たレッスン生と旦那さんが、タクシーで家まで送ってくれました。何とその旦那さんが、今日のオフ会の司会もしていました。歌のコーナーでは、生伴奏で旦那さんの持ち歌を歌いました。酒が入って顔が赤かったのですが、キーを合わせてから歌ったので、思い切り歌えたようでした。素晴らしい歌声が、会場に響き渡りました。歌の披露での生伴奏は、ある意味で醍醐味があるのです。歌い手との掛け合いの演奏ができるからです。歌い手の様子を見ながら、伴奏をすることができるのが、その良さかも知れません。今日は、素敵な歌声の伴奏を沢山することができました。歌った人も口々に感謝の言葉を述べてくれました。
荷物をトラックに収納して、家に入ったら、ドッと疲れが出て来ました。風呂を沸かして入り、気持ちよく休みました。やはり緊張していたのかも知れません。大きな課題が終了して良かったと思いました。予定通りの演目ではなかったのですが、臨機応変に対応して、結果的には大きな盛り上がりになって良かったと思いました。
オフ会で頂いた豪華な食事は、本当に素晴らしかったです。久しぶりに頂くような料理で、体にもいいような気がしました。ゆっくり休めば、疲れが取れるような食べ物のような気がしました。
久しぶりの豪華な結婚式場でのオフ会は、ライトが眩し過ぎて、会場の人々の様子が分からないほどでした。豪華な会場でのステージ、実践活動こそは、すべての音楽活動の出発点だと思いました。沢山の人々から学ぶものもありました。こんな実践活動が出来るようになってきたのも、これまでの活動の成果だと思いました。
これからも実践活動を積み重ね、東京の上野公園でのライブ活動やパリのモンマルトル広場でのライブ活動に繋がるかも知れない、日々の実践活動を大切にしながら、日々怠らず積み重ねていきたいと思いました。