その後、スタジオでレッスンの準備をしていたら、14時前にレッスン生がやってきました。今日は週一のペースで通うヴォーカルのレッスン生です。今日も課題曲を持参しました。カラオケで歌ったら、音程が違う部分が、3箇所あったので、ピアノで修正しました。なかなか音程を取りにくい音で、正確に何回も練習して修正しました。
前に練習した他の曲でも、難しい箇所を再度音程を確認したりして、正確な音程を指導しました。早めに終了したので、今日は、さらに新しい課題曲を持参したので、その曲も一通り正確に指導しました。この曲は、目立った音程の問題はなかったのですが、演歌の曲で、細かい音符の回し方が課題でした。この部分も正確に何回もピアノで指導しました。演歌には、細かい音の回しがあるので難しいのですが、それがまた演歌の良さなのです。一生懸命、音の回しを練習しました。
忘年会が近づく今の時期は、レッスンに来て修正して貰い、とても良かったと話していました。週一のペースで通う方で、毎週のレッスンを楽しみにしているようです。今月の毎週のレッスンを予約して帰りました。
レッスンの後は、今日はレッスン予定がなかったので、気晴らしに、郊外にドライブに出かけました。大沼周辺から蒲生や岡田の被災地を回ってきました。
蒲生の海岸付近は、立ち入れない状況でしたが、警備員の方に話して入れてもらいました。貞山運河に掛かる橋は、かろうじて通れる状況でした。橋の両側の手すりも崩れて、裸のままの橋を渡りました。
市の屎尿処理場は、全て破壊されていましたが、応急措置が施され、新しい工事も始まっていました。海岸方面に入っていったのですが、瓦礫置き場のような工事区域になっていて、それ以上は入って行けなかったのです。
貞山運河を再び渡り、岡田の集落付近を通りましたが、ほとんどの家々は、廃墟の状態でした。すっかり風景が変わってしまいました。七北田川の河川敷に行って見ましたが、以前の風景がすっかり変わってしまっていました。
南蒲生の街中を通りましたが、どこがどこだか分からないような状況でした。やっと道路を探し、帰ってくることができましたが、夕暮れが早く、暗くなってきていました。
震災の被災地域は、まだまだ復旧が遅れ、被災したままの状況が広がっていました。まだまだ復旧が、遅れていることを痛感しました。トラックやダンプカーが走っているのですが、まだまだ地域までは、復旧が届かないという感じでした。
被災地は本当に恐ろしい程、何もなくなり、荒れた田畑がどこまでも広がっていたからです。
夕暮れの中を、市内まで戻り、そのまま、風呂に行きました。風呂仲間に会って、談笑しながら風呂に入ってきました。帰りはスタジオに寄り、先日収録し、今日放送されるFM番組を少し聴いてから、ストアで買出しした食材を持参して、家に帰りました。
今日は、レッスンは1件だけでしたが、その後、東部の被災地を巡ってきました。久しぶりに入っていったのですが、昔の風景は、全くなくなっていました。まだまだ復旧が行われていないというのが印象でした。
最近、被災地からの集団移転が話題に上るようになりました。南蒲生や岡田の地域は、災害危険区域から除外された模様で、現地復旧を目指すことになったようです。それでも海岸部に近いこの区域の復旧は、大変なのではないかと思いました。
海岸部に、屎尿処理場などの大きな施設があったので、それが防波堤となって、少しは被害が少なかったからでしょうか。流された家々の中に、まだ立っている家々もありました。それにしても現地での復旧再建は大変なのではないかと思いました。果たしてこれから先どうなるのか、本当に不安な感じがしました。
月日が経つのが早く感じられます。もう11月も上旬を過ぎる頃になりました。師走が近づいてきました。これから課題が、次々と沢山出てきますが、頑張って乗り切って行きたいと思いました。