全て製作できたので、発送作業は、スタジオですることにして、それらを持参します。
全てが終了して9時過ぎに食事に、いつものようにお好み焼きや味噌汁を作って頂き、準備をしてから、お手伝いさんを多賀城まで送っていくことにしました。今日はオフの日なので、キャンピングカーで出発しました。
お手伝いさんを多賀城まで送ってから、まだ行くところが決まっていなかったので、スタジオに戻りました。富谷のおじさんに連絡しても繋がらなかったので、恐らく行楽に出かけたのかも知れないと思いました。
スタジオに戻って、製作した黒猫の最終チェックとアイロンかけをして、発送作業を済ませました。その他、昨日連絡をくれたアコーディオンを習いたいという人や歌を習いたいという人に連絡して、予定表を見ながら、来客日程を設定しました。新しいレッスン生が2名増えるかも知れません。
今週は、また「文学講座」のバスツアーのお客さんが5名で、レッスンに来ることになっています。新しいレッスン生が増えてきましたが、レッスン日程を設定することが、段々難しくなってきたように思いました。
そんな作業や段取りをしていたら、昼になったので、家に帰り、昼食を済ませることにしました。家には、食材がたくさんあって、使う必要があったからです。秋刀魚の塩焼きやサラダ、肉じゃがの煮物を作って、腹一杯頂きました。
天気もよく、暖かな陽気で、長袖が暑いような感じでした。昼食を済ませてから、再び出かけることにしたのですが、遠くには行きたいと思わなかったので、蒲生付近の大沼周辺に車を走らせました。収穫前の黄金の田んぼが広がっていたのですが、突然、道路の東側には、草ぼうぼうの手つかずの荒れた田んぼが広がっていました。
ここが津波の到達点の境だということが、すぐ分かりました。仙台平野の奥深く、東部高速道の近くまで、津波が押し寄せて、今年も再開できなかった田んぼが広がっていました。
再開できた田んぼは、実りの秋を迎え、たわわに実った稲穂が、収穫時期を迎えたことを知らせていました。稲刈りの終わった田んぼは、整然と広がっていましたが、東側には黒々とした手つかずの荒れた土地が、どこまでも広がっていました。大沼周辺は、その中にありました。被災した地域で、今でも手つかずの状態で、草茫茫の状態でした。大沼の駐車場には数台の車が止まっていました。
心地よい沼の風が流れていました。ここに駐車をして、5分ほど先の小高い丘に上がってみました。大沼が見渡せる場所で、以前は公園になっていました。石の置物が並んでいました。
以前は蒲生公園に沢山の仲間が訪れていましたが、津波で流され、今は瓦礫処理工場が建てられ、人々は入っていくことさえできなくなってしまいました。貞山運河に掛かる橋も、全て流され、海岸にも行けなくなったのです。
人々が集まる場所がなくなっていたのですが、いつの頃からか大沼周辺に集まるようになっていました。そして今では、すっかり定着したのか、大沼周辺には、常に駐車場に車が止まるようになっていました。
私も小高い丘まで足を伸ばし、いろいろ見学をしてきました。なかなかいい場所でした。
大沼を見渡せる場所から、写真を撮影したり、少し「遊んだり」して帰ってきました。
1時間程度のドライブでしたが、とても気持ちが癒され、十分に楽しみました。遠くに行かなくても、癒される場所があることが分かりました。
津波で被災して、まだ修復も、工事もされていないのですが、かえって人々が集まりやすい状況になっていました。仙台の新しい「スポット」になりつつあるような気がしました。
家に戻って直ぐに、気分爽快なので、バイクの修理に取り組むことにしました。今日はバッテリーを外して、充電を出来るようにするために、分解の仕方を覚えることでした。電動工具があったので助かりました。いくつかのビスを電動工具で外したら、バッテリーを取り出すことができました。バッテリーは、バイクのサドルの下の奥に収納されていました。取り外しが面倒でしたが、何とかできました。今回は、バッテリーの電圧は大丈夫なので、今度はちゃんとターミナルのビス止めをすることです。昨日は、マイナスのターミナルが締まっていなくて、あのようなアクシデントになってしまったのです。1箇所のビス止めができていないだけだったのです。
バイクの修理屋は、一体ちゃんと止めてくれたのでしょうか。仕事の結果責任がそこにありました。ビス止めの不完全さだけで、すべての仕事の結果を評価してしまうのです。その他にも、今までに不可解な出来事もありました。他のバイクを修理した時に、代金を支払った後に、修理明細をよこすことになっていたのですが、それが反古にされたことがあったのです。修理した明細も持参しないで、代金だけを貰っていったのです。後で明細をよこすと話していたのですが、一切連絡がなかったのです。そのあたりにも商売をする人間としての、人間性を見抜いていました。
今回の修理の結果でも、このような事態になったのも、その修理の結果だと見てしまいました。ターミナルのビスの外れは普通考えられないからです。ビス止めが緩かった、それだけで、世間では結果責任なので、そういう仕事だったと評価されるのです。
私もその他の対応を見ても、案の定だと思うようになりました。
自分での修理は、思いのほか簡単に出来ました。電動工具を使ったこと、ビス止めの緩みは、バッテリーを外してから、ビスの受け側に厚紙を差し込んで浮かしてビス止めをしたら完璧にできました。少しの機転を使えば、容易くビス止めができることが分かりました。
バッテリーを収納し、ビス止めをして、その他のカバーを取り付けて修理が完了しました。やってみれば、ただこれだけのことなのですが、今までは分からないからと、バイク屋に頼み、これだけで3000円の費用を取られていたのです。これからは自分で充電の作業や修理ができることが分かりました。バイクの修理が終わって、気分もホッとしました。
時間があったので、お誘いを受けていた音楽講師仲間のお宅へ、遊びに行くことにしました。市内を横断して行くのですが、30分ほどで北西の山の方面にあるお宅へ行き、談笑してきました。美味しいコーヒーやお菓子をご馳走になり、談笑してきました。
この方は先日、「音響・パソコン教室」に習いに来た方で、パソコンの操作を習いたいという方でした。様々音楽やパソコン、音響の話を、約1時間して帰りました。
帰りには、駅の近くのいつもの風呂に入り、気持ちよくなり帰りました。
今日はオフの日で「体育の日」でした。いろいろなところでイベントを開催していたようですが、近くの大沼周辺に行っただけでしたが、黒猫製作の課題やバイクの修理も完了しました。大沼周辺の自然に触れたし、久しぶりに散策をしてきました。仲間にも出会い「遊んで」来ました。音楽講師のお宅まで出かけて談笑してきました。
課題も達成できて、自然散策も遊びもできて、癒された一日でした。
明日からまた忙しい日々が始まりますが、遠くに出かけなくても素晴らしい「スポット」があることも分かりました。たまに出かけてきたいとも思いました。
3連休が終了しますが、私にとっては、とても有意義な日になったような気がしました。
また頑張っていく意欲が湧いてきたからです。10月の後半に向かって、大きく羽ばたいていきたいと思いました。