新曲「桧原湖慕情」CD制作完成と明日への出発(たびだち) | アカデミー主宰のブログ

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 今日は金曜日です。バスツアーまで2日となりました。残された課題に取り組まなければなりません。朝は日記を更新してから、早めに朝食を済ませて、スタジオに8時過ぎに行きました。今日は、新曲のレーコーディングの課題があります。朝早くからは無理なので、順番に課題に取り組んでいくことにしました。
 最初は、楽譜の印刷からです。イントラが打ち込んでくれた楽譜を校正して、縮小してA4版にしました。歌詞もパソコンから印刷して、両面印刷で、輪転機で約200枚印刷しました。
 それから機材を準備し、収録の作業に入っていきました。カラオケは既にMDに収録してあったのですが、何となく音の和声が強すぎするような気がしていました。イントラにベースの音が強すぎると言われたのも気になっていました。それからワルツのテンポの中に、必要ないリズムの刻みが入っているとも感じていました。
 結局、全てを修正して、カラオケを制作し直ししてしまいました。午前中にかなり時間を使いました。
今度は、そのカラオケで歌の収録です。所が何度試しても、間違ってしまいます。6分間の歌を、間違うことなく歌うことも大変ですが、声がまだ本調子でないような気がしました。
 昼になっても終了しないので、朝に作って、家から持参したチジミとスタジオで作った味噌汁で、昼食を済ませました。
 歌っている時に、午前中に印刷した楽譜の、歌詞づけが1箇所間違っていることに気づきました。結局、午前に印刷した楽譜を、修正して再び200枚を、全て印刷し直ししました。やっと楽譜が完成しました。

 14時からは若者のヴォーカルのレッスンが入っています。若者がやってきた時も収録に取り組んでいました。成功しないので、段々焦ってきました。
 若者がやってきたので、15時までレッスンに取り組みました。気分が少し解れた感じがしました。昼食に持参したチジミを若者にご馳走してから、レッスンをしました。若者も美味しいと話してくれました。
若者のレッスンは、Exileの新曲バラードですが、仕上げの段階に入っていました。これまで音程のズレやテンポのズレを修正してきました。今日もその確認をしましたが、この曲は、ものすごくキーが高く、高音域の音が続くのです。最終的には発声が課題であることが分かりました。高音域の音を、きちんとした腹式呼吸の発声で美しく出すことが出来るようになることが課題であることが分かりました。
 さらに後半部は、キーが1個転調して上がるのです。高音域の発声の課題はますます重要になります。
若者には、高音域の発声を、ヴォイトレで取り組む必要があると話しました。楽曲は既に歌うことはできます。大分修正ができて、一通りは上手に歌うことが出来るようになりました。
 でも最終的に仕上げるためには、高音域の発声方法を習得する必要があることだと話しました。今回のこの楽曲は、難易度が高いので、この楽曲は、今回で仕上げたことにして、次回からは、他の楽曲にも挑戦しながら、ヴォイトレの課題に取り組んでいくことにしました。
 レッスン後も談笑しましたが、約1時間を大分過ぎて若者も帰って行きました。

 私は、何とか歌の収録を仕上げなければなりません。再び気合を入れて、何回か取り組みました。時間がありません。何回か取り組んで、仕上げたものを聴きながら、一番良いものに、何とか決めることができました。完璧に仕上がった感じはしませんでした。声も疲れてきた感じがしましたが、それでも今回の到達点として納得することにしました。
 6分間の曲を、間違えないで歌えただけでも良かったのかと思いました。何回挑戦しても、どこか1箇所でもミスがあれば失敗だからです。今回は妥協して、間違わないで歌えたものを採用することにしました。
 急いで収録データーとカラオケのデーターをMDからUSBへ変換し、パソコンに取り込みCDに焼く作業に入りました。CDには既にタイトルと画像が印刷してあります。かたっぱしから焼き付けていきました。同時進行で、両面印刷した楽譜と歌詞を折り畳んで、CDケースに入れる作業をしました。
 約半分進んだところで、17時半頃、次のレッスン生がやってきました。フォークの好きな方で、今日はギターを持参しました。ギターを弾きながら練習したいと言うので、ギターをアンプに繋ぎ、ギターを弾きながら何曲も練習しました。弾きながらの歌唱は、人前では慣れていないようでした。私がいるだけで、緊張しているようでしたが、リラックスして歌うように話し、歌ってもらいました。ギターの演奏は、一通りはできていましたが、コードは楽譜を見ながら弾いているようでした。
 コード進行の理論が、まだ分からないようなので、そのことについてノウハウを学ぶ必要があることを話しました。楽譜を見なくても、コード進行のノウハウが分かれば、弾けるようになることを話しました。さらにカポタストを使って演奏することのノウハウも話しました。ギターのコード進行は、楽譜を見ながら、なぞっていたのではダメなこと、気軽にカポタストを使って、自分の弾き易いコードで、メロディーに合わせて伴奏することができるようになることを話しました。
 そのノウハウを学ぶことが大切だと話しました。楽譜のコードを見ながら、なぞるだけでは、ギター伴奏法は上達しないことも話しました。段々課題が明らかになってきました。伴奏のノウハウを学べば、いちいち楽譜を見なくても、自分の知っている歌は、全て伴奏が出来るようになること、伴奏のノウハウは「一般化」できることも話しました。
 私がピアノやアコで知っている歌は、楽譜を見なくても全て弾くことができることのノウハウを話しました。レパ5000曲は、何も全て楽譜を見たわけではないのです。歌を知っていれば、又はメロディーを聴いただけで、伴奏をつけられるようになるというのは、そのノウハウがあるからだと話しました。
 その内容は「コード進行のノウハウ」だということなのです。そんなことをレクチャーしてレッスンを終了しました。レッスン生は、音感が豊かで、ギターのコードは、全て大丈夫なので、この伴奏のノウハウを身につけるのは、ほんの少しの勉強だけで獲得できると思いました。
 楽譜を見ないで、知っている歌、例えば「南こうせつ」や「松山千春」の楽曲を、弾けるようになるノウハウが、手に届きそうな所にあることを話して、レッスンを終了しました。
 音楽に対する意欲がある方なので、自分で取り組んでみると話していました。意欲的な学習態度が素晴らしいと感じました。1時間をオーバーしながら、レッスンを終了し、次回を予約し帰って行きました。

 私は最後の仕上げの作業が残っていました。急いでCDの焼き方に取り組み、楽譜と歌詞を折込み、CDをケースに入れて、作業を終了しました。全てが終了したら、20時頃になっていました。
 今日は朝から頑張って収録作業に取り組みました。中に2件のレッスンがありましたが、スタジオから一歩も出ないで、約12時間取り組み、何とかCD制作を間に合わせることができました。急いで「バスツアー」の準備をしました。持参するCDもバッグに入れました。大体を準備してから、明日の「うたごえサークル」のレッスンの準備をしました。
 持参する物もいろいろあります。「文芸講座」の画像CD、文化祭の台本原稿など、忘れないように確認し、荷物を積み込んでから、家に帰りました。

 既に時間が押していたので、風呂には行けないので、家の風呂を沸かして入りました。
 それから夕食です。今日は、本当に疲れましたが、CDが完成して、やっと終わったという感じがしました。快い成就感がありました。この間一人でCD制作の全ての作業をやってきました。
 本当に長いようで短い集中的な取り組みでしたが、何とかこの1週間をやり切りました。あと1日、オープンカレッジのレッスンが残っています。文化祭の出演の「通し練習」があります。その他にもクリヤーする課題があるのです。それらを全てやりきって、「バスツアー」に出発していきたいと思いました。
人間、一山超えれば、また新たな山があります。今回は「桧原湖慕情」に取り組み、様々な勉強をすることができました。新しいシンセで、初めての収録にも取り組みました。これからは、常に新しいシンセで取り組めるようになるのが嬉しいです。
 歌詞から創作するのではなく、今回は音楽からの創作になったことも大きな収穫でした。今回学んだ全てのことを、これからの課題に繋げていきます。

 何よりも素晴らしい感動を与えてくれた、桧原湖周辺で頑張っている人々に、この「桧原湖慕情」を届けたいと思いました。今、苦しんでいる風評被害の中から、少しでも町起こしに役立って欲しいと思いました。「バスツアー」を目標に、創作活動に取り組んできましたが、桧原湖の人々に、この作品を届けられたら、私の願いは完結すると思いました。
 それが、私にとっての「明日への出発(たびだち)」なのだと思いました。
 「いつまでも、どこまでも、桧原湖に眠れ」のように、福島の裏磐梯の世界に、どこまでも広がっていって欲しいと思いました。