今日は福島地方も快晴で、吾妻連山や安達太良山の稜線が綺麗に見えました。11時半過ぎに、無事浄土平に到着しました。吾妻スカイラインからの眼下の景色も素晴らしいものでした。今日は、見事な快晴で、吾妻小富士や一切経山がはっきりと見えました。昼食の後、近くの木道を通り、自然散策をしました。まだ高山植物もいくつか咲いていました。今日は、昼食後は自由行動で、皆それぞれ散策をしているようでした。眼下の雄大な景色や、周りの色彩豊かな情景に、久しぶりの自然の情景を堪能することができました。
次は、浄土平から裏磐梯へ、今日は雲一つない天気だったので、裏磐梯の景色を、くっきりと見ることができます。磐梯朝日国立公園の自然の豊かさを実感することができました。
桧原湖半のお土産屋に到着し、そこから桧原湖遊覧に出かけました。2艘の大きな高速艇で出発しました。湖面からの裏磐梯の景色は、そこでしか見ることのできないものでした。火山噴火によって抉られた稜線がくっきりと青空に映えて、噴火の生々しさを今に伝えていました。百年以上も前の噴火によって、裏磐梯の風景は、すっかり変わってしましました。いくつかの大きな湖も、その時にできたそうです。裏磐梯の風景は、直に接してみることによって、その生々しさを感じることができました。乗船していたお客さんたちも、裏磐梯の雄姿に、ただただ感嘆するばかりでした。高速艇での約20分の遊覧は、本当に素晴らしいものでした。
桧原湖半を後にして、いよいよ西吾妻スカイバレーを通り、山形県側に入りました。山深い山岳地域の原生林が、どこまでも続いていました。紅葉の時期は、さぞかし素晴らしい景色になるのだろうと思いました。
白布高湯温泉は、開湯700年のひなびた温泉でした。「不動閣」という温泉でゆっくりと汗を流すことができまし。先日来た時より、温泉の湯が熱く感じられ、「気持ち良い」の一言でした。バス旅行で、このような温泉にこれるだけでも幸せです。この温泉の一層の素晴らしさを感じることができました。
温泉に入って、休んでから、また出発しました。仙台駅西口到着は、19時半を過ぎていました。
バスの中では、2冊の歌集の約70曲を歌い通しました。こんなに歌ったのは初めてだったと皆話していました。私もアコーディオンを弾き通したので、結構疲れましたが、お客さん達とも気持ちが和み、快い疲れになりました。
一日あっという間に過ごした感じがしましたが、充実した一日になったようでした。
お客さんたちは、私が持参した本の歌集やCDも買ってくれました。
仙台駅でほとんどの方が降りていきましたが、再会を誓って、一人ひとり握手をして分かれました。
今日は、とても充実した日になりました。吾妻スカイラインの雄大な景色と、裏磐梯の豊かな自然に接し、ひなびた温泉に浸かりながら、「うたごえ」を通して、バス旅行を堪能することができました。
先日の第1日目の時は、雨に降られ、景色が見られなかったのですが、今日は最高の景色に接することができました。それだけでも大成功でした。バスの中では最後まで歌い通し、充実した一日になったようでした。お客さんも満足しているようでした。
仙台駅で分かれた後、朝に乗車した場所で私も降りました。バスは、朝に出た利府駅まで帰っていくということでした。
荷物を車まで運び、スタジオに収納してから、今日一日のまとめをしました。明日もオープンカレッジのレッスンがあるので、その準備をしてから、21時過ぎに家に帰りました。
くたくたになるほど疲れた一日でしたが、どこか心の中が充実していました。今日も「バスツアー」を成功させることが出来て、本当に良かったと思いました。
参加した一人一人のお客さんたちと交わした会話や、「今日参加して本当に良かった」と話しながら喜ぶ笑顔が、いつまでも心の中に残っていました。