

今日は朝に日記を更新して、昨日の現地調査のまとめをしました。結構時間が掛ったので、朝食は取らずに、ご飯と食材を持参して、朝8時半過ぎに出発しました。前日、乗用車を使ったので、仙台港近くの給油所で給油をするためです。既に道路は混雑していましたが、給油を済ませてから、スタジオに戻りました。
9時40分頃になっていましたが、レッスン生が来て待っていました。今日は、10時からのアコーディオンのレッスンが入っていましたが、早く着いてしまったということです。名取からやって来る初心者の方でした。
朝食を食べていなかったので、持参したご飯や食材で朝食を作って食べました。レッスン生と談笑しながら頂きました。食事を終えて、10時過ぎからレッスンを始めました。
この方は、私のオープンカレッジのアコーディオン教室の入門クラスの方ですが、入門期の蛇腹の操作や左手のリズムの刻みがなかなか難しい方でした。蛇腹の操作ですが、左手の位置をずらさないでキープすることが大切なのですが、なかなかずらさないで支えることが難しいようでした。蛇腹を返す時にずれてしまうと、ボタンが正確に押せなくなるからです。ずれないようにするためには、左の手のベルトと左手の親指の付け根辺りで、支えることが大切なのですが、入門期の方々は、それが大きなハードルのようでした。
また左指でリズムを刻みながら、蛇腹を操作しながら、右手の鍵盤を弾くということも、全く違った動きなので、難しいようでした。人間の脳は右手と左手の、ばらばらな動きを同時に動かすには、かなりの訓練が必要なのです。初心者は、右の脳と左の脳を分離して、右手と左手を別々の動作で動かすのは難しいからです。練習や訓練によって、少しずつ分けていくことが出来るのです。今日も一番重要な蛇腹の操作と、左手の刻みを中心に練習をしました。さらに同時に右手のスケールを、一緒に演奏する練習をしました。
練習とは恐ろしいもので、出来なかったことが少しずつ出来るようになっていくのです。全く出来なかった動きは、段々出来るようになっていきます。まだ完全ではないにしても、スケールのリズムの刻みが出来るようになってきました。間違っても音楽の流れを止めないことや、弾きながら修正をしていくことも指導しました。この蛇腹操作とリズムの刻み、一緒に弾く右手のスケールの練習だけで1時間をレッスンを終了しました。集中的なレッスンでしたが、大分出来るようになってきたと思いました。
レッスン生は、人それぞれで、様々な段階にハードルがあるのです。最初の部分のハードルが高い方もいれば、この部分はすんなりとクリヤーするのですが、また違った部分でハードルが高くなる方もいます。習得しにくい部分は、人に寄って異なるのです。このレッスン生は、最初の一番の基本の操作が大きなハードルになっているようでした。これが習得できれば、意外と楽に進むことができるかも知れないと思いました。
音楽学習は、積み上げ学習で、ひとそれぞれで、全ての人に苦手なハードルがあるのです。そこをクリヤーすることなしに進歩することができないものなのです。蛇腹の操作はクリヤーできても、右手のフィンガーリングで躓く方もいれば、楽譜の読み方が出来ていないために、上達が遅い方もいます。
また楽譜の音符を絵のような形で認識し、正確な読み取りができないために、応用力が育たなく、1曲1曲を必死になって練習せざるを得ない方もいます。アコーディオンは「応用楽器」なので、操作も楽譜の読み方も、音楽の基本を習得すれば、かなり学習が楽になる楽器なのです。その大きな基本の一つが、蛇腹の操作なのかも知れません。
1時間のレッスンを終了し、談笑してから8月のレッスン日程を予約し帰って行きました。この方は、外国旅行が好きで、すでに40回以上外国に出かけている方でした。着る物も、物凄く若造りの、高価なシルクの派手なシャツを着こなしていました。車も白の高級車に乗り、話題も外国事情のことが多く、とても新鮮で、毎回学ぶことが多いのです。国際感覚に溢れた方でした。新鮮な情報に関しては、私よりも数歩先を歩いているような方で、私にとってはアコーディオン指導の以外の部分で勉強になる方でした。
本当に様々な方がいるものだと思いました。これだけ派手で、お洒落な服装を着こなせば、どこか国際感覚に溢れて素敵なものだと思いました。
自分もかつては、様々な派手な服装を着ていた「時代」がありましたが、このような方に見習って、派手で新鮮な服装もいいのではないかと思われました。今までは、余りに地味で、野暮ったい服装になっていたことを意識することがなかったからです。年齢を問わず、新鮮で国際感覚に溢れた粋な服装を、意識することも大切なことだと、この方から教えられたような気がしました。
レッスン生が帰った後は、急いで文芸講座の資料をまとめ、レジュメ原稿の作成に入りました。幾つかの資料を作成し、さらにネットからも資料を落としました。最後に表紙のデザイン作業に入り、それを終えて、レジュメの原稿が完成しました。今回も前回同様に30頁程度のレジュメ原稿になりました。今回は、歌は歌詞ではなく、楽譜を貼付しました。歌詞は少しだけにして、あとは日常で使っている歌集を持参してもらうことにしたからです。やっとレジュメの素案が完成して、残りは頁数印字だけになりました。イントラと最終確認をしてから、印刷に入ることにしました。
その他にも細かい作業を準備しました。参加者の名簿の作成、昨日の「古賀政男」調査関係での村田の蔵の街での話の聴き取りを収録したデーターをパソコンに落としました。
この作業をしていたら、14時頃にピアノのレッスン生がやってきました。約束はなかったのですが、近くまで来たので寄ったということでした。この方はピアノのレッスンでは、物凄く意欲的な方で、どんどん進歩して、毎回楽曲が合格して、前に進んでいる方でした。周りの友達との関係で、何か悩みもあるようでした。ピアノのレッスンでも、周りからの意見が気になっているようでした。これからは、それらは一切気にしないで、自分の方針で進んでいきたいと話していました。約30分だけ談笑して帰っていきました。次のレッスン生が14時半にやってきたからです。
次のレッスン生は、毎週通って来るヴァイオリンのレッスン生でした。発表会に向けて取り組んでいる難しい曲の仕上げに入っていますが、今日はピアノ伴奏での通しのレッスンまで入りました。難しいフレーズが多く、ボーイングの練習をしながら、音をもっと綺麗にしていく必要があると話しました。音には、弓も問題があるようなので、今度新しい弓を購入したいと話していました。ヴァイオリンはとても高価なものを使っている方です。他にも2台ヴァイオリンを持っており、ヴァイオリンがとても好きな方なのです。もう1曲の方も仕上げの段階にはいっていますが、高音域の音の伸びが大切だと話しました。私には1番線の音の伸びがもう少し欲しいと感じられました。この曲もボーイングの練習を沢山して、伸びのあるつやのある音を出す必要があることを話しました。
でも今日は2曲とも、ピアノ伴奏で通して演奏が出来たので、本人も喜んでいました。集中しての演奏が終わって、物凄く疲れるとも話していました。ヴァイオリンの練習は、物凄く集中力が必要なので、終わった後、疲れるのです。でもそれがヴァイオリンの練習そのものだと思いました。脳や指先の運動には最高なのです。もちろん健康には最適です。
ヴァイオリンのレッスンが終了し、レッスン生は8月の予約をして帰っていきました。
私も残務を整理してから、スタジオを出ました。家の近くのストアで食材の買い物をしてから家に帰り、車をトラックに乗り換え、荷物を積み替えてから、風呂に行きました。
今日もゆっくりサウナや風呂に入って帰りました。昨日辺りから歯茎が痛みだしていたので、少し疲れているような気がしました。歯茎の薬をつけたら痛みが収まりました。今日は、お酒を飲まないで、夕食にすることにしました。今日は買った食材で、簡単に肉入りニラとモヤシの卵野菜炒めを作って頂きました。
毎日忙しい日々が続いているので、久しぶりに酒を飲まないで早目に休むことにしました。
今日は、朝の日記の更新で、昨日の現地調査のまとめをしました。その後、仙台港へ給油に行き、午前中のアコーディオンのレッスンに取り組みました。その後は、文芸講座のレジュメ原稿をまとめ、大体を完成させることができました。ピアノのレッスン生が突然来て、談笑しました。その後、ヴァイオリンのレッスンに取り組みました。
今日も盛り沢山の内容でしたが、また一歩前進しました。毎日こんな感じですが、結構内容が濃く、密度が高いと思いました。一つ一つの活動にエネルギーが必要だからです。
でも、それでも取り組めるのは、やはり取り組み内容に、自分が主体的に関われるからかも知れません。
毎日の課題に自らが主体的に関わり、進んで取り組みながら、一つ一つを達成していく日々を、これからも地道に積み上げて行きたいと思いました。