「カラオケ交流会」の在り方と新たな発見と | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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今日は日曜日、朝は早く起きて日記を更新し、食事をしないで、朝
6時過ぎにスタジオに行きました。朝のうちに「カラオケ交流会」の準備をするためです。片づけと掃除をしながら、会場作りをしました。約1時間で会場設営が完成、細かいものは後で準備することにして、740分過ぎに姉夫婦のマンションに向けて出発しました。
スタジオ開設満2年に伴っての継続契約書類作成をするためです。姉夫婦に依頼していた書類作成をすることと、先日頂いた冷凍した鮪を持参して伺いました。朝食は、久しぶりに姉夫婦宅で頂くことにしました。久しぶりに姉夫婦宅の美味しい朝食を頂きました。姉は昔栄養士をしていただけあって、味付けが一味違うのです。富谷のおじさんのような味がしました。書類の作成も済ませ、1時間でスタジオに戻りました。
スタジオに戻って、「交流会」のための細かい準備を済ませても、まだ時間があったので、「文芸講座」のレジュメの作成を急ぎました。原稿の大体は、出来上がっているのですが、今日は日程表を仕上げました。これからは再度の現地調査を実施し、その資料や表紙を作成し、印刷に入ることになりますが、原稿完成までもう僅かになりました。その他、参加者の名簿を作成していたら、昼になったので、急いで昼食を温かい具沢山の中華そばを作り頂きました。
今日の「カラオケ交流会」は、13時開始です。時間ギリギリに参加者が集まってきました。今日は最終的には4名の参加でした。一人で運営をするようになり、無駄を省き、全てセルフにして簡略化をすることにしました。さらに私は、今日から自分も歌うことにしました。今までは主催者として、お世話係だけをしていましたが、やはり自分も歌わないと声が出なくなることが分かったので、今日から歌うことにしました。参加者が少なかったので、私も歌の順番に入りました。本当に声が出なくなったと思いました。特に高音域が抜けなくなったし、響きが悪くなったような気がしました。これから少しずつ歌い込みながら、声を取り戻したいと思いました。
1時間が経過した所で、今日の歌唱指導曲に入りました。今日は2曲の歌唱指導曲を準備し、楽譜を配布し、ピアノで歌唱指導してから、皆で一人ずつフルコーラスで歌いました。2曲とも歌えるよう練習しました。
今日のとりあげた楽曲は、最近歌われだした宮城の歌手のご当地ソングですが、私の文芸講座でも取り上げることにしました。1曲目の楽曲は、宮城出身のその歌手が、関西方面にキャンペーンに入り、被災地への旅行の勧誘に頑張っている姿をHPで知って、取り上げる気になりました。実際の歌手の声も、他のテレビに出る歌手よりも素晴らしいと思いました。もう1曲は、今回の私の文芸講座で取り上げる地域を歌っている内容なので、これもご当地ソングとして広めていきたい曲だと思いました。2曲とも参加者が覚えて、いろいろな会場で歌って欲しいと思いました。
歌唱指導の後は、再び自分の持ち歌を、自由に歌いました。今日参加した皆さんは、歌唱力が素晴らしい方ばかりで、みんな取り上げる楽曲が違って、ダブりがなかったのが良かったです。一人ひとりの個性があって、それぞれに素晴らしいと思いました。この方々の歌声は、練習のつもりで、皆さん発表をしているのですが、もうステージでも歌っても良いほどの仕上がった歌も何曲もあって、圧巻な内容でした。
このような取り組みを重ねて、ゆくゆくは大きなステージでコンサートを開催できたらいいなと思いました。もう少し参加者が増えれば、それが可能になるのではないかとも思いました。
もう少しで近くにある区の文化会館が完成するので、そのような会場を使ったコンサートを企画することも可能だと私は感じました。このような小さな「交流会」を積み上げながら、歌唱力のある人々を発掘し、コンサートへと繋げることができたら素晴らしいと思いました。
「カラオケ交流会」は、なかなか人が集まらないし、ただ歌うだけというような感じだったので、準備も大変だし、採算も合わないので、やめてしまおうかという考えもあったのですが、参加者から続けて欲しいと言う要望もあり、やはり一人ひとりの歌唱力を高める場であるという位置づけをしながら、自分も歌いながら楽しんでいくという本来の原点に立ち返って、やはり来月からも月1回のペースで続けて行くことにしました。
その中で今まで指導するだけで歌わなかった自分も、昔から今迄にアルバムに収録した百数十曲の曲を、もう一度原点に立ち返って歌っていくことにしました。歌わなければ声が出なくなることが、自分の問題としてはっきり自覚したので、何とか声を維持するためには、頑張らなければならない課題だと感じたからでした。
さらに新しい楽曲にも挑戦し、新曲にはいい曲がないと言われる中でも、カラオケ文化の普及のためにも一役を担う必要があることが分かったからです。何とか自分も歌うことを通して、この「カラオケ交流会」を発表の場と歌唱力向上の場にして行きたいと思いました。そのためには毎回、必ず歌唱指導曲を楽譜で準備し、皆に指導することを入れていくことにしました。そしてその歌唱指導曲は、他ではやっていない独自の楽曲を設定すること、地域限定のマニアックなご当地ソングなども取り入れていく方針で、具体化することにしました。
「カラオケ交流会」にも、僅かな見通しが出てきた感じがしたので、私としては嬉しかったです。自分も歌うことを通して、また成長していきたいと思いました。
自分の音楽の課題は多岐に渡っているのですが、このカラオケのジャンルでの歌うことを通して、多くの人々に歌を届ける仕事がまだまだあるのです。何万曲もあるカラオケの歌を、これからも勉強しながら歌っていく課題を、ひしひしと感じた「交流会」でした。  
本当に、歌わないと声が出なくなるという危機感がそこにはありました。自分の毎日の忙しさに押しつぶされて、「歌を忘れたカナリア」になっていたことを痛感したからでした。
「カラオケ交流会」は時間をオーバーして、最後に、今日の歌唱指導曲をみんなで回して歌い終了しました。
参加者の旦那様が迎えにきたのですが、1曲歌って貰ったら、この方も素晴らしい歌声でした。誰でも気軽に参加したくなり、しかもハードルが低くても、歌唱力を試すことができるような「交流会」が必要だと思いました。「交流会」には、結構歌唱力の高い方々が集まるのですが、だからと言って「レベルの高い」というだけではなく、誰でもが気軽に参加できる雰囲気が必要だと思いました。
そのためには一人ひとりの素晴らしさを認め合いながら、私が、自分も歌うことを通して交流していくことだと思いました。カラオケは、難しいし、奥が深いけれど、誰でも歌えるし、参加できるものなのだと言うことを、全ての人々に広めていくことが、この「交流会」の使命だとも感じました。
カラオケを人前や、ステージで歌いたいと思っている方は、沢山いるのです。それらをランク付けしたり、大会形式で順位付けすることなく、全ての人々の歌唱力が認められ、歌う意欲に繋がるような「カラオケ交流会」のあり方が、今問われているのだと思いました。上手な人が、優越感に浸れるだけの「交流会」ではなく、全ての人の歌唱が認められ、素晴らしさを学び合える「交流会」のあり方が問われているのだと思いました。
全ての参加者が、自分の歌に納得でき、他の人々の歌唱に学べるような「交流会」のあり方の追求が必要だと思いました。そのためには、自分も歌の世界を目指しながら、皆と同次元的に進んでいくことが重要だと感じたのでした。
決して指導者という看板を隠れ蓑にすることなく、歌を愛する一人の人間として、歌っていくことが必要だと実感したのでした。
今日の「カラオケ交流会」は、その意味では、私にとって歌に対する考え方が問われる程、学ぶことが大きかったと感じました。
後半に参加してくれた、風呂で知り合った友達に手伝って貰って、会場の現状復旧をしてから反省会をしました。会話をしながら、今日の想いをしみじみと感じることができました。この方もそうですが、レッスンにも通ったことなどないような、たくさんのカラオケ好きの方々に届くような「カラオケ交流会」が必要だのだと思いました。
ランク付けや優越感に浸る様な「カラオケ交流会」だけは、これからは無縁にしていかなければならないと思いました。今までの「カラオケ大会」や自分のカラオケ指導の在り方を、根底から見直す必要があるのかとも感じました。
反省会の後、この友だちと一緒に風呂に行き、他の常連の方々と談笑しながらサウナや風呂に入って来ました。この常連の方々は、歌は歌わないけれど、人生に対して本当に実直で素晴らしい方々だと感じました。毎回教えられることが多く、私にとっては素晴らしい談笑だと感じました。風呂での常連との語り合いに癒され、今日も全ての課題を終えることができました。
「カラオケ交流会」での新たな発見を見出し、風呂での常連の方々の人間性に触れた私の心は、再び明日への新たな希望が湧きだしてくるような、どこか充実し、満たされた気持ちに浸っていたのでした。