

今日は朝に日記を更新していたら、お手伝いさんがやってきました。日記の更新をしている間に、台所の整理、掃除をして貰いました。更新が済んで、朝食はお好み焼きを作り、味噌汁、バナナ入りヨーグルト頂きました。
9時前にスタジオに行き、私が、レッスンの準備をしている間に、掃除機かけをしてくれました。瞬く間に準備が完了して、お手伝いさんを近くの駅まで送っていきました。私はスタジオに戻り、10時からの個人レッスンに備えました。
今日は、10時からアコーディオンの個人レッスンが入っていました。今日はスケールについて詳しく学びたいということなので、資料を準備し、一通り説明をしました。音階の種類について全てを話しました。長調と短調の違い、短調には3種類の短音階があること、それに伴っての伴奏も変わることも話しました。問題は、長音階と短音階をどう読んでいくかということです。アコーディオンの伴奏をする観点からの、統一性のある読み方を指導しました。調性のことも話しました。平行調と同主調のことも話しました。この辺りを完全にマスターすれば、音階の読み方をクリヤーできるような気がしますが、まだまだ理屈の段階のような気がしました。理屈で理解できてもダメなのです。音楽は、即実践や実技が伴っているので、実技と結びついたところで条件反射的に納得することが必要なのです。これからも持続的な指導が必要だと思いました。
その後は、実技のスケールの練習パターンを指導しました。1セットをノーミスでスケールを弾ける様になることが大切なのですが、まだ完全には飲み込めてはいないようでした。スケールも、完全にノーミスで弾けるようになるためには、かなりの練習が必要なのかも知れませんが、これをクリヤー出来ると、楽曲の練習が非常に楽になるから不思議なのです。
基本を押さえるということは、そんなことにも繋がっているのですが、その辺りはまだ実感できないようでした。スケールの練習パターンを指導して、今日のレッスンを終了しました。レッスン後は、様々話題で談笑もしたので、時間が超過しましたが、レッスン生はスケールの学習に納得したようで帰っていきました。今日の指導は、アコーディオン練習の基本に関わることなので、是非マスターして欲しいものだと思いましたが、持続的に何回も積み上げ、体験的に学びとって欲しいと思いました。
12時が過ぎて、次のレッスン生が早めにやって来ました。私は、昼食がまだだったので、近くのローソン100で買い物をして、スタジオで昼食を頂いてから、レッスンに入りました。
今日の2人目のレッスン生は、ヴォ-カルの方でした。この方は、セミプロの方で、今度のステージで歌う曲の音源のキーを合わせて、伴奏ディスクを制作して欲しいというものでした。楽曲のリストは何曲もあったのですが、レッスン生に順番を指定して貰いながら、キーを合わせて、歌いながら音源ディスクの制作をしていきました。歌っても声はディスクに入らないようにして、音楽をMDに収録していきました。今日のレッスン時間では4曲が関の山でした。全て1個のMDディスクに1曲ずつ収録しました。レッスン生は、よくステージで歌う機会があるようで、その時の音源として使うようです。
音源制作には、1曲ごとにディスクを変えることが大切です。アルバムの様に入れてしまうと、ステージで演奏する時、音響の方に渡して、間違う可能性があるからです。
歌って貰って、気付いた部分や、間違っている部分を指摘し、指導しました。やはり耳覚えがあるようです。楽譜を引っ張り出し、楽譜でチェックしながら、正確に指摘してあげました。
こうして1時間のレッスンが終了しましたが、また機会があったら、このようにして音源MDを制作して欲しいと話していました。歌い手の一番合うキーで収録することが出来るのです。レッスン生は喜んで、また機会を作って、収録に来たいと話していました。
私は、次のレッスン生が来る前に眼鏡屋に行く予定があったので、レッスン生を近くのバス停まで送って行きました。レッスン生を下ろして、眼鏡屋に先日作った眼鏡を受け取りに行きました。眼鏡が完成したという連絡が入っていたからです。眼鏡の残金を支払い、眼鏡を受け取ってきました。今度、自動車運転免許の更新があるので、新しく眼鏡を製作しました。今度時間を作り、運転免許の更新に出かけてきたいと思いました。
眼鏡を受け取って、スタジオに戻りましたら、程なく次のレッスン生がやってきました。
真面目なヴァイオリンのレッスン生です。既に新しい課題曲を学習し、次の発表会に向けて練習に入りましたが、今日もまた新しく楽譜を書いてきました。先日学習した楽曲なのですが、今度は新たに前よりも綺麗に書いてきました。随分気合いが入っていると思いました。その楽譜をコピーしてから、練習を開始しました。スケールのボーイングの練習の後、楽曲の練習に入っていきました。
私のレッスンは、必ず楽曲の調のスケールを練習してから、楽曲に入っていくことにしているのです。自分の長年の経験から編み出した方法です。自分の過去の学習で、ヴァイオリンの学習でも、このスケールの学習が不足していたために、音階構造がなかなか身に付かなかったことがあったからです。今になっても尾を引いていると感じるからです。
この音階スケールの練習は、音階構造の確認と、音階ごとに変わる運指を覚えるのに不可欠だと思うからです。音階構造を理解した上での楽曲の練習を、過去にしてこなかったことを今になっても後悔しているのです。今は、大体克服できる状況にはなっていますが、今まで何十年もそのレッスンをしてこなかったために、楽曲と音階構造が結び付かなく、何千曲というアコーディオンのレパがありながら、ヴァイオリンでは演奏できない状況が続いていたのです、現在は大分克服して、自分の方法を編み出していますが、過去における基本の練習を欠いたために、いつまでも楽曲が分かっていても即運指に結び付かないという現象が起きていたのです。今になってやっとその原因が分かってきたのですが、今になって取り戻すのは本当に大変でした。スケールの練習がこれほど大切であるということを実感してきたので、私のレッスンでは、このスケールの練習から必ず入ることにしているのです。
今回の課題曲は、結構難しいようでしたが、良く自分でも大分練習をしてきているようでした。大体通して何とか弾くことが出来るようになりました。結構難しいスラーの奏法が沢山ありましたが、これも課題の一つです。ヴァイオリンは、その都度課題が出てくる楽器なのですが、一つ一つ階段を上っていく不思議な楽器なのです。
集中して練習したので、今日の練習はここまでにしました。あっという間に1時間のレッスンが終了して、レッスン生はバイクで帰っていきました。
私は、その後、急いで明日の第3便目の文学講座、歌声ツアーの準備をしました。全ての準備物は、資料の他には揃っていました。資料は、第3便分を新たに準備しました。
やっと明日の準備が終わりましたが、流石に3人のレッスンは、疲れた感じがしました。レッスンはそれぞれ皆違い、多様なレッスンでした。アコーディオン、ヴォーカル、ヴァイオリンとジャンルが全く違うレッスンでした。段々レッスン生が増えてきて嬉しいのですが、それに伴って余裕がなくなってくる感じがします。スタジオの個人レッスンの他にも、様々なイベントやカルチャーセンター、大学のオープンカレッジなどがあります。これからはどうやってバランスよく取り組んでいくかが、課題になるような気がしました。
準備が済んで、今度は、いつものスイミングプールの風呂、サウナに行きました。常連の方々が沢山来ていました。サウナや風呂に入り気持ち良くなって帰りました。
家に帰ってから、日記の下書き、コメントの記入を済ませてから、夕食にしました。
今日も朝から忙しい日程の中を、レッスンに取り組みました。レッスン生の皆さんは、よく頑張って通い、上達してきていました。本当に音楽に対する要求が高く、学びたい方々が増えてきていることを実感しました。
持続的に学習を続けている方もいます。これからは、中高年のこの生涯学習の取り組みは、ますます増えていくことでしょう。私も音楽指導を通して、これらの素晴らしい人々に関わりながら、少しでも社会貢献を果たしていきたいと思いました。
いよいよ最後の明日の第3便の文学講座、歌声ツアーに、元気で出発していきたいと思いました。