

今日は第
2の便文学講座、歌声ツアーの日です。早めに日記を更新し、朝食を持参で7時過ぎに、スタジオに行きました。味噌汁を作り、朝食の準備をしました。日曜なので渋滞もなく、イントラは7時半頃到着、一緒に朝食を済ませ、荷物を積み込んで出発しました。途中、お店で借用する車に乗り換え、8時40分頃、集合場所に到着しました。
まだ小雨が少し降っている状態でした。8時50分に出発、一路「原阿佐緒記念館」に向かいました。今日は前回のルートではなく、青葉区から北山トンネルを抜けるコースを取りました。予定時間より早く到着し、記念館での見学です。
今日は記念館の2階の展示場のビデオを、皆で観ました。15分程のビデオでしたが、原阿佐緒の人生が描かれていて、とても分かりやすい物でした。資料や展示物よりも、ビデオの方が分かる感じがしました。展示物だけでは、原阿佐緒と石原純のことが分からないように思えたからです。皆もビデオが分かりやすかったと話していました。
見学を終えて、銀山温泉に向かいます。途中で雨は上がって、緑はひときわ鮮やかになっていました。国道347号線の「奥羽山脈の緑の回廊」の標柱地点で記念撮影し、鍋越峠を越えて、銀山温泉に到着しました。
約30分かけて温泉街を周り、観光スポットを巡りました。見学を終えて、再び車に乗り、村山の昼食会場「三郎兵衛蕎麦」に向かいました。13時丁度に到着し、美味しい本場の蕎麦にイワナの塩焼き、山形の漬け物などを頂くことができました。本場の蕎麦は板蕎麦で、コシのある蕎麦でした。
昼食を終えて、今度は天童温泉に向かいました。約30分程で天童温泉に到着、「吾妻荘」というホテルでの日帰りの温泉を楽しむことが出来ました。お湯は熱めでしたが、気持ち良い温泉でした。
その後すぐ近くの天童の道の駅に立ち寄り、買い物ショッピングしましたが、ここが大混雑でした。日曜だけあって物凄い人でごった返していました。買いたくてもレジが物凄い行列でした。ソフトクリームを買うのに、行列を並んで買う状況でした。
そこでも30分程過ごしてから、最後は天童から高速道路に乗って、山形中央道路から山形道に入り、さらに東北道を通って、仙台に戻りました。仙台到着は17時を少し過ぎた時間でした。今日も大体時間通りの日程で一日を過ごすことができました。
朝方の小雨は上がって、今日も雨上がりのドライブ日和になりました。山形地方は暑い位の天気になりました。一日研修を兼ねながらの銀山温泉の散策と山形蕎麦街道での昼食、天童温泉入浴と買い物ショッピングを楽しんできました。車の中では、話合ったり、歌を歌っていきました。今回のために作成した歌集のほとんどを歌うことができました。
「原阿佐緒記念館」でのビデオの観賞は、良かったのですが、印象としては、私は「人間原阿佐緒」の記念館としては、物足りなかったように思いました。私の本当に知りたい事や見たい資料が展示されていなかったからです。恐らく石原関係の資料は、原阿佐緒の記念館には相応しくないと削除されてしまったのでしょう。旧帝大から寄贈されて石原が使っていた大学での豪華な木製の机だけが、当時の様子を物語っていました。せめて机の上に花でも飾っていたらいいのにと思ったのは、私だけでしょうか。他の場所には、小さな花瓶に花が生けられていたのですが、それが残念に思いました。
銀山温泉は日曜だけあって、結構な人々が歩いていました。全ての旅館は、今日は満杯になっているようでした。ほんの十数件の川沿い盲腸線のような場所に、大正ロマンの香りを漂わせる豪華な多層木造旅館街が建ち並んでいるのです。ちょっと異様な感じもしますが、それだけ昔から繁栄してきたのでしょう。多層木造建築の旅館は、4階建てになっている建物もありました。各所に細工が施され、当時の栄華をしのばせる物になっていました。散策の中で、奥の滝は、雨降りの後で、水がごうごうと音を立てて流れていました。
山形蕎麦街道の本場の蕎麦も、何度食べても美味しいものでした。天童の道の駅がこんなに混雑しているとは思いもよらなかったです、サクランボの季節で高価なサクランボが飛ぶように売れていました。山形の人々は、商売上手だと思いました。宮城にはそんなに混雑している道の駅はないと思いました。山形は、完全に観光地化して、人々を呼び込んでいたのでした。
今日一日、目まぐるしい日程の中で動きましたが、どれも素敵な思い出になりました。日曜のツアーは、平日分とは違った日程になりましたが、それなりに良かったと思いました。
駅の東口に到着して、参加者を下ろし、車を返却する店に近い方を送り届けてから、車を返却し、スタジオに戻り荷物を収納しました。
イントラと私は反省会をしましたが、今日も殆どミスがなく、日程通りに遂行することができました。無事に終えて良かったです。
疲れた感じがしたので、美味しいコーヒーを入れて頂きながら、一日の状況を話し合いました。無事成功したのを喜びながらも、これからこのようなツアーを、どうして繋げていくかを話し合いました。旅行会社のツアーとはまた異なり、研修を深めながらのツアーで、結構な需要があることも分かりましたが、採算面では問題もあることが分かったからです。
それらを様々な他の分野にどう波及させていくかが課題だと話し合いました。ツアーを実施するに当たり、様々な準備やレジュメ作成など、膨大な労力がかかりますが、それらをどう他の分野に繋げていくかが課題だと話し合いました。
あと1回の文学講座、歌声ツアーがありますが、最後までノーミスで成功させていきたいと思いました。