朝のドライブと「1コイン歌う会」に素敵な贈り物が | アカデミー主宰のブログ

アカデミー主宰のブログ

仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

イメージ 1
イメージ 2
今日は朝に早めに日記を更新し、朝食を済ませたのですが、時間があるので、朝のドライブに出かけました。キャンピングカーを使っての朝のドライブです。どこに行こうか迷ったのですが、震災前に良く行っていた蒲生方面に向かいました。前には舟の見分によく行っていたものですが、舟もなくなってしまいました。蒲生も今は瓦礫置き場になって、近づくこともできなくなりました。海は、松林もすっかり無くなってしまい、破壊された下水処理施設を見るのも恐ろしくて、今ではほとんど行くこともなくなりました。もちろん今年も海水浴が出来るところはありません。どこの海水浴場も開放できるほどにはなっていないということをテレビで伝えていました。
でも今日は、蒲生近くの大沼までやってきました。海岸部より少し内陸に入った所に大きな沼があるのです。もちろんここも津波が押し寄せ、沼の淡水魚は、全て死んでしまったということです。ブラックバスも死滅してしまったそうです。
すがすがしい朝の空気の中に、大沼の広々とした景色が広がっていました。ここには農業園芸センターが近くにあり、草花が咲き誇っていましたが、もう開放されたでしょうか。開放されたというニュースは聞いていませんが、ここまで津波が押し寄せていたことを思い出します。
大震災の2日後に入った時には、この辺りから;海側には入って行けませんでした。周りが海のように水に浸かっていたからです。
その大沼にも美しい自然が戻って来ました。すがすがしい沼の湖面がどこまでも広がっていました。でも津波の痕跡は、至る所に見られました。倒れたままになっているコンクリートの標柱も見られました。園芸センターの駐車場には、トラクターなどの農作業車の瓦礫だけが集められていました。トラクターなどの農作業車がぐんにゃりと潰れたままになって、こんなにもあるのかと思うほど沢山の農作業車だけが瓦礫となって積まれていたからです。いかに沢山のトラクターが流されたか知らされたな思いがしました。
その大沼の駐車場は、車十数台しか入らない様な、比較的狭い空間なのですが、キャンピングカーを駐車したら、中を大掃除したくなってしまいました。
キャンピングカーの中は、これまでテーブル仕様になっていて、食事もできるような仕様になっていたのですが、それを外してベッド仕様に模様替えをしました。簡単に組み立ててベッド仕様にすることができました。掃除をしながら、物を片付けて内部を整理したら、すっと気持ち良くなりました。
キャンピングカーの中は一部屋の空間なのです。移動部屋の空間があるということは、素敵な事だと思いました。よく蒲生方面に出かけて、一日キャンピングカーの中で過ごしていた日々が思い出されました。これからもキャンピングカーを活用しながら、プチ旅行気分を味わってみたいと思いました。たまに来て休める空間として、大沼は最適な場所だと思いました。蒲生公園はもう無くなってしましましたが、これからは大沼の駐車場がいいと思いました。
直線距離で家から約10分で行ける若林区の東の自然公園、自然環境が、まだまだ捨てたものではないことを教えてくれました。今度は写真を撮ったり、裸で日焼けをしたり、絵を描いたりも出来る素敵な環境だと思いました。津波で破壊された仙台東部の若林区にも、まだこのような自然環境があったことを知って嬉しく思いました。
 
1時間のキャンピングカーの大掃除が済んで、家に戻り、軽トラックに乗り換えてスタジオに行きました。今日は午後から「1コイン歌う会」があります。その準備に行きました。
スタジオでは、トイレの掃除から始めました。イベントの度にトイレを掃除することにしていたからです。掃除を終えて準備を始めていたら、イントラがやってきました。イベント用の幟を立て、「歌う会」の歌詞を、テレビに映せるように準備してくれました。段取りは前日大体済んでいたので、その他には、お茶出しの準備や、事務的な準備だけでした。
昼近くになったので、一緒に昼食を食べました。今日は、朝出て来る時に、弁当を二人分作ってきました。炊き込みご飯に、唐揚げ弁当でした。スタジオで味噌汁を作って、美味しく頂きました。
13時を過ぎてお客さんが来てくれましたが、何と今日は、6月の文学講座、うたごえツアーに行く方が友達を連れて来てくれました。今回レジュメが大作なって、完成したのと、新曲のCDが完成したお祝いに、生花のプレゼントをしてくれたのです。素晴らしい牡丹の花でした。毎回来てくれるレッスン生にも、旦那さんの実家で収穫してきた筍や蕗の下ごしらえをしたものを頂いてしまいました。本当に有難かったです。
「歌う会」の人数は少なかったのですが、とても温かな心がこもった会になりました。歌唱指導曲や様々な曲を歌い、2時間を楽しく過ごしました。懐かしい昔の曲の楽譜も持参し、私が初めて弾く曲もありました。昔の曲も本当に素敵な曲が一杯あることを改めて感じました。
レッスン生の参加者も孫ちゃんを連れてきたのですが、ソロをしてもらったり、文学講座の話をしたり、本当に有意義な時間を過ごしました。文学講座が、第3便まで催行決定したことを話したら、皆喜んでくれました。本当に応援してくれる方々で、また一生懸命頑張っていかなければと、新たな勇気を貰った「歌う会」でした。
「歌う会」が終わってから、イントラと会場の片付けと現状復旧をしてから、反省会をしました。反省会の前に、イントラに手伝ってもらい、文学講座で使う歌集の製本作業をしました。イントラに手伝って貰ったら、短い時間で完成させることができました。レジュメや歌集が出来上がり、一気に準備が進みました。
「歌う会」が、文学講座や他のイベントと繋がっていることを話していました。6月の文学講座は、人数がなかなか揃わす、準備が遅れてしまったことを反省し、第2弾の文学講座は、早めに企画することで話し合いました。6月の文学講座の後は、9月に実施することにして、その内容も検討しました。その打ち合わせした内容で、早めに第1弾の募集チラシを作成し、3ヶ月前からの準備を始めることにしました。
6月の文学講座の歌声ツアーも、さらにきめ細かい打ち合わせもしました。ネームプレートや案内手旗の作成もすることにしました。
遅くまで話し合い、イントラと私はスタジオを後にしました。私はその足で家に戻り、今度は、「仙台青葉祭り」に参加できなかったので、バイクに乗り換えて、会場周辺まで行ってみることにしました。でも既に18時を過ぎて、会場周辺では、撤収が始まっていました。
会場の公園周辺には、まだ人々は沢山いましたし、屋台の出店が立ち並んでいました。段々暗くなってきたので、会場には入らず、バイクで流しながら家に帰って来ました。
 
今日は家でゆっくり風呂を沸かして入ることにしました。HPのブログを更新して、掲示板へのコメントを記入してから、遅い夕食になりました。朝に弁当を作った時に、夕食のために取っておいた唐揚げがありました。その他蕗の煮物もありました。野菜の炒め物を作り美味しくヘルシーに頂きました。鶏肉のチーズステーキを焼きましたが、これも絶品でした。焼酎の頂き、炊き込みご飯は少しだけ頂きました。
 
今日は朝からドライブに出かけ、気分良く過ごしました。午後からの「1コイン歌う会」もとても気持ちが籠った和やかな会でよかったです。歌う会は人数の問題だけではなく内容が問題だということも分かりました。様々なイベントに連動しながら、気持ちの籠った歌う会を積み上げていくことだとイントラと話し合いました。
日曜は毎週イベントが続きますが、毎回新たな発見があります。今回も文学講座への新たな意欲が喚起されたという意味で、素晴らしい記念になりました。
やはりスタジオの仕事や音楽活動は、形を変えて無限大に広がっていくことを確認でした歌う会でした。
いつしか6月の文学講座、歌声ツアーを、もっともっと素晴らしいものにしていきたいと決意を新たにしていました。