

今日は朝に日記を更新し、朝食を済ませて、早めにスタジオに行きました。スタジオでちょっとした木工作業や、車で聴くためのスピーカー探し、メールチェックをしてから、
9時半過ぎにカルチャーセンターの「ゴスペル教室」に向かいました。途中スタンドでガソリンを給油し、時間前に到着しました。
10時から「ゴスペル教室」です。レッスン生は3名でした。いつものように発声から始めました。30分程ヴォイトレをしてから、今日の課題曲に入りました。今日は、レッスン生が新曲を持参したので、まずCDを聴きながら話し合いました。CDの演奏は、何回も転調したり、複雑な演奏になっていたので、歌いやすいキーを設定して、持参した楽譜で練習することにしました。楽譜のキーとは違っていましたが、音楽の流れは、楽譜の通りに歌うことにしました。音取りだけで結構時間がかかりましたが、メンバーと話し合いながら進めるので、皆納得していました。話し合いながら、和気あいあいに進めて1時間以上かけて音取りをしました。残った30分程で、既習の曲2曲を練習したら、前に練習しただけあって、何となくそれぞれのパートを歌うことができました。既習の曲を歌うことが出来て、何となく充実感というか、盛り上がってレッスンを終了しました。
大きな成果はあまりないようでしたが、レッスン生が和気あいあいで話しながら進めることが出来て、それでよかったようです。レッスン生は満足したようでした。「ゴスペル教室」はみんなで話し合いながら進めるので、時間が掛るようですが、それで皆が満足するようなので、この方式で進めることにしました。だから楽譜も、こちらから用意しないで、自分たちに任せることにしたので楽になりました。更に、CDを探して持ってきてくれたので、それを資料として生かすことにしました。結構話し合いが盛り上がり、2時間のレッスンを終了しました。レッスン生は満足したようでした。
私は、レッスン後直ちに、カルチャーセンターを後にし、近くの銀行で用足しをして、近くの飯屋で昼食を取りました。いつもの安い飯屋ですが、この地域にもあって、繁盛していました。昼食は、ご飯、トン汁、かき揚げ、ニシンの塩焼きをとり、締めて399円でした。腹一杯頂くことが出来ました。その足で、今日は名取に向かいました。
今日は名取の仮設住宅に、慰問訪問の打ち合わせに行くことにしていました。
途中に、名取の学習センターに寄り、先日の文化祭の時のお手当を受け取りました。名取の仮設住宅は、名取市内に8ケ所あるそうですが、今日行く場所も、学習センターから近くで、名取市中心部からも近い距離にありました。
13時30分の約束でしたが、イントラも既に来て待っていました。仮設住宅の自治会長に会い、慰問訪問の打ち合わせをしてきました。日時、会場、ポスター作成など確認して帰ってきました。慰問訪問の当日は11月4日、13時30分と決定しました。11月2日と3日は「バスツアー」の日ですが、その次の日が慰問の「ミニコンサート」の日になりました。結構ハードなスケジュールになりますが、余り気張らないで取り組むことにしました。イントラが応援してくれるので、心強い限りです。打ち合わせが終わって、4号線を北上しスタジオに戻りました。イントラと話し合いながら、ポスターの作成に入りました。
そこへ「バスツアー」で出会った方が、突然訪問してきました。電話もなかったので急な訪問でしたが、私が対応しました。「バスツアー」でアコーディオンの演奏を聴いたので、自分もアコーディオンを習いたいというものでした。アコーディオンは、昔購入したものがあるということなので、今度レッスンに来る時に持ってくることになりました。その方は名取から、さらに南の岩沼から来た人でした。遠くからスタジオを探してやって来たのでした。ひとしきり話して、レッスンの予約をして帰って行きました。
その後、入れ替わりに、ヴァイオリンのレッスン生がやって来ました。予定は16時半頃でしたが、16時前にやってきました。「発表会」が延期になったので、今日は、これまでの練習曲の他に、新曲に取り組みました。12月の「発表会」に向けて取り組むものです。
これまでの2曲の仕上げもがんばりましたが、新曲も結構難曲です。ボーイングを中心に指導しながら、綺麗な音を出す練習をしました。まだまだヴォ-イングの課題があるようですが、新曲を一通り練習しました。弓使いも変えて、弾きやすいように楽譜に記入してあげました。1時間のレッスンを終了して帰っていきました。レッスン生に聞いたら、スイミングセンターは、今日と明日が定休日だということでした。
夕方に「バスツアー」の旅行会社から電話がありました。11月のバスツアーも集客の見通しが付いたということの他に、新たな情報が入りました。仙台での「バスツアー」成功の情報が全国に流れ、他の地域でも「バスツアー」をやりたいという希望が出て来たそうです。旅行会社は、全国組織なのでネットワークがあるのでしょう。今度は、具体的に群馬県で「バスツアー」を実施したいので、アコーディオンを弾ける方を知らないか、紹介してくれないかと言うものでした。昔ならいざ知らず、今時、うたごえ喫茶のアコーディオンを弾く人は、東日本で数人しかいないし、NHKのアコーディオン弾き程度しか知らないことを話しました。ましてや群馬県のことなど知らないと話しましましたが、余りに熱望するので、もし交通費を出してくれ、日程調整できれば、私が出張してもいいと話してあげました。
「バスツアー」が、被災地の仙台でヒットしていることを、全国に流れているようです。他の県でも取り組みたい旨の情報が入ってきました。11月の4回の「バスツアー」も、集客の現時点での情報を教えてくれました。とても喜んで、4日とも満席になる見通しができたようです。こんなに喜んでいる旅行会社スタッフの声を聞いたことがなかったものだから驚いてしましました。さらに追加の歌集を作りますか、などと好意的な提案がありました。状況が変わると人の態度も変化するものだと、はっきり感じることができました。
そんな嬉しい電話が入りましたが、いくら「バスツアー」を企画したくても、アコ二ストは、今の日本では「絶滅危惧種」なのです。これは日本の音楽文化の現状の特色なのですが、70年代以降アメリカ文化の流入や音楽文化のデジタル化への急速な移行に伴って、音楽機材のシンセサイザーやキーボードによってアコーディオンが駆逐されていった経緯があるのです。ほとんど100パーセントのアコニストが、アコーディオンから離れ、シンセなどのデジタル機器へ移行していったためなのです。私も完全のそういう部類の人間でした。70年代以降は、シンセやキーボード、オンリーでした。仕事でもピアノ以外は使わなかったのです。それが脳梗塞という病気で倒れ、そのリハビリで始めたのがアコーディオンだったのです。私の70年代に、昔取ったキネ塚だったのです。
だから今現在アコーディオンを弾く方は、ほとんどいなくなり「絶滅危惧種」になったのです。70代以降のアナログ世代の方に若干残っていますが、もう社会的な音楽活動は無理な状況でしょう。趣味でアコーディオンを演奏する方がいる程度です。NHKに関わった昔の演奏家も、全てリタイヤーしました。これが現代日本のアコニストの現状なのです。
有名なうたごえ喫茶の新宿「ともしび」でも、今は、女性がピアノで演奏していました。
それほど厳しい日本の現状なのです。旅行会社が、昔懐かしいアコーディオンに目を付け「バスツアー」がヒットすると、それを全国で取り上げたいという「もくろみ」は分かりますが、決定的に少ないのがアコニストの数なのです。私はたまたまリハビリで復活しただけのことなのです。病気をしなかったら、アコーディオンをこのまま捨てていたことは確かでしょう。病気によって私のアコーディオンが復活したと言ってもいいでしょう。
旅行会社からの情報に「ぬか喜び」することなしに、私は自分の課題を積み上げていきたいと思いました。
イントラは、その間、パソコンをしていましたが、その後ポスターを、私の指示通りに作ってくれました。ポスターの写真は、先日、閖上で撮影し、CDに使った画像を使い、カラーで印刷し、ラミネートを掛けて完成させました。イントラはパソコンで、見事なポスターを簡単に制作してくれました。仮設住宅で掲示する5枚を作成し、さらに学習センターでも掲示してもらう分を作成しました。時間が来たのでイントラは帰っていきました。
私は残って整理をしました。家から持参したCDケースが20個ほどあったので、先日制作したCDの追加のCDを焼くことにしました。パソコンで焼きながら、印刷もしていきました。20時過ぎまで掛って仕上げることができました。
その後、家に帰る途中に買い出しに寄って、たくさんの食材を購入してきました。21時近くなので、半額以下のセールをやっていました。魚や肉ばかりでなく、手当たり次第に買ってしまい、結構な量になりましたが、ほとんどが半額以下なので安かったです。
家に帰って夕食ですが、今日は疲れたので新しい風呂を沸かして入りました。夕食は買って来た食材で「からすがれいのバジルオイル焼き」を作りました。既にトレイに味付けされてありました。その他3種類の野菜サラダ、活あさりの味噌汁で頂きました。美味しい食材でした。買い出しをしてきたので、これから毎日、美味しい料理を味わえるような気がしました。ご飯も美味しく、食材でこんなに美味しくなるのかと不思議に思いました。
疲れていたのですが、酒は飲まず、ご飯だけで頂きました。あさりの味噌汁が絶品でした。夕食に満足して、今日はゆっくり休むことにしました。
午前の「ゴスペル教室」の後、休みを取らなかったので疲れました。スタジオで話をしていても、時々欠伸(あくび)が出ました。疲れた感じがしました。レッスンすると集中するので、疲れるのです。途中で体を休める必要があると思いました。今日は一日休みなく動いたので、やはり疲れたのだと思いました。
今日は「ゴスペル教室」の後、名取の仮設住宅への慰問コンサートの打ち合わせに行きました。その後スタジオに戻り、突然の訪問客の後、ヴァイオリンのレッスンがあり、慰問コンサートのポスター作りをして、さらにCDの増刷作業をしました。休みなくかなりハードに動いたので、疲れました。風呂に入り、じっくりと栄養を取って休みました。
10月から11月は、4回の「バスツアー」を挟んで、イベントや課題が目白押しです。体を休めながら、乗り切っていきたいと思いました。