急いでスタジオに向かいました。朝から雨が降って気温は余り上がりません。生憎の日になりました。
スタジオでは、即「カラオケ大会」の最終準備をしました。まず。フロアの掃除機かけを念入りにしました。スチームモップかけは、今のところ汚れていないのでパスしました。
看板を掲示し、必要な準備をしました。昨日洗ったコップ類や皿は乾燥したので、使いやすいように全て食器棚に収納しました。厨房の準備も全て完了しました。
10時前に、ヴァイオリンのレッスン生がやってきました。今日がレッスン日だからです。レッスン生は、7月17日の「お浚い会」に向かって練習をしています。今日は新しい曲に挑戦したいと言ってきました。少しハードルは高いのですが、やる気があるので、その曲を練習することにしました。やはりボーイングの指導が必要でした。右手にどうしても力が掛り過ぎていました。力を抜くこと、丁寧に弾くことを中心に指導しました。右手首にも力が掛っているので、綺麗な音にはまだなっていません。ヴァイオリンの楽器がいかに難しいか感じることが出来たかも知れません。難しい曲ですが、本人は頑張って取り組むようです。7月17日に向けて、これからも指導を重ねていくことにしました。個人での練習の仕方も、細かく指導しました。右手のボーイングで力を入れないこと、丁寧に弾くこと、左手の指の押さえ方をしっかりすること、弦に直角に弓を引くことなどに留意するように話してあげました。集中してレッスンしたら、1時間があっという間に過ぎてしましました。飲み物を出して、談笑しながら、ヴァイオリンの楽器について話し合いました。本当に難しいけれど、魅力的な楽器だと話し合いました。レッスン用のヴァイオリンは置いて、雨の中をレッスン生は帰っていきました。
スタジオ内は、大体準備が終了していましたが、いろいろ動いていたら昼がきて、パソコンイントラがやってきました。駐車場もなるべく広く使えるように、イントラの車も移動してもらいました。全部で6台分が確保できましたが、私とイントラで2台、あと4台分のスペースを確保しました。
イントラには、即音響の準備をしてもらいました。音を流しながら微調整をして、最も良い状態にしてくれました。
昼食のみそ汁を準備していたら、「カラオケ大会」に出場するお客さんがやってきました。車の駐車があるので早めにやってきたと言うことです。駐車場に誘導してあげました。昼食を持ってきたと言うので、作った味噌汁を出して、;一緒に昼食をとることにしました。サクランボのお裾分けもありました。イントラと一緒に頂きました。
私たちの昼食は、持参したおにぎり天ぷらでした。それにスタジオで作った味噌汁で頂きましたが、;魚粉のおにぎりも味があって美味しかったです。ワカサギ、野菜の天ぷらで十分でした。
やがて「うたごえ教室」で頼んだお手伝いさんが2名やって来ました。説明してから厨房関係をお願いしました。
昼食を済ませたら、もう一人の方が来て、その方も昼食ままだだったので、自分で持参した昼食を食べてもらいました。今日の参加者にはお菓子や飲み物が付きます。飲み物を出してもらいました。
段々人が集まり、14時前にはほとんどの方が集まっていました。昨日歌いに来た方が欠席したのでどうしたのと思っていたら、後で家の留守電に、欠席届が入っていました。今日起きたら、血圧の調子が悪いので欠席とのことです。やはり大会出場で、みんな緊張していたのかなと思いました。参加した方々も、恐らく人前での歌唱で、やはり緊張しなかった人はいないだろうと思いました。
結局歌い手は9名が集まりました。遅れて参加した方は1名でしたが、最後に歌いました。全員が揃った所で、「カラオケ大会」が始まりました。イントラが司会で、私の話から始まりました。全員にエントリーカードを記入して頂き、全員に歌う順番を、くじ引きで決定しました。若干声出しが必要な方には、リハーサルをしてもらい、大会は14時半からの開始になりました。今日の参加者には、私のラジオ番組を聴いて参加したかたも2名いました。病気持ちで、参加を申し込んでいたけれど、当日になって欠席を連絡してきた方も、どうしても参加したいと、遠くからタクシーで駆けつけた方もいました。
全体的には、仙台市の様々な地域から参加してきました。もっと地元の地域に宣伝して組織する必要があることを痛感しました。
シャッフルして順番が確定し、「カラオケ大会」が進行していきます。一人ひとりの歌唱力は半端でないほど素晴らしかったです。私のレッスン生も、レッスン時よりも数段上手になっていました。みんな緊張しながらも精一杯歌っていました。審査員は私一人なので、逆に責任が大きく難しかったです。全ての方が上手なので、優劣をつけがたい感じです。皆に賞をあげたい位に思われました。
最終的には、やはり歌の総合力、表現力で勝っていた美空ひばりを歌ったTさんが「グランプリ」に輝きました。やはり総合では一歩先に出ていた感じがしました。その次がほとんど横一線でした。本当に優劣をつけがたいほどの紙一重の差です。あとは好みの問題もあります。最終的には2~4位の順位を付けず、3人に「奨励賞」を出しました。これは貰った方が2位と判断できるようにするためです。
菅原洋一を歌ったOさん、中島みゆき歌ったSさん、瀬口侑希を歌ったHさんが「奨励賞」に輝きました。これらの歌は、どの歌も素晴らしいものでした。その他の方もレベルが向上し、素晴らしかったです。民謡調の歌を歌った方、初めて参加した盲目の方も民謡調の素晴らしい声の持ち主でした。この二人はレッスンをして細かい部分を修正すれば、見事な歌唱力を身に付けるだろうと思われました。私のレッスン生の方も、歌を始めてそれほど長くないのに、随分上達したと思いました。「カラオケ大会」を目指して、力量がアップしたと感じました。その他の参加者も、遠くから参加した方もいて、皆カラオケを愛好している方でした。自分の地域では、歌い手として名を上げている方のようでしたが、今日の大会には、ハイレベルな方が方々(ほうぼう)から来ていたので、順位に食い込むことができなかったのかも知れません。世間一般では、驚くほど上手だと言われること間違いない人ばかりだと思いました。だからグランプリの方は、本当に見事な歌を歌い上げました。申し分ないと言ってもいいほどでした。カラオケにも、上には上があることを実感として感じることができました。
みんな物凄いハイレベルでししたが、表彰式の後は自由に好きな歌を歌って交流して頂きました。どの歌もそれぞれの持ち歌で素晴らしいものでした。
カラオケのレベルは相当に高いものです。一般のカラオケ人口も凄いものですが、上手な方もたくさんいることが分かりました。
これらの人々の歌うエネルギーを集めながら、これからもそれらの人々の歌う力を生かして活動を展開する必要があると感じました。
仙台のカラオケのレベルの高さに驚いた一日でした。
16時半を過ぎた頃に「大会」が終了しました。雨の中でしたが、みんな三々五々帰っていきました。何か一人ひとりが、歌い終えた充実感に浸っているようでした。
お手伝いさんも帰った後、イントラと二人で反省会をしました。結論は大成功だったということでした。これだけの方が集まって、充実した大会になったこと、流れもスムーズに進めることができたこと、リハーサルタイムを設けたこと、マイナス面はあまりなかったです。あるとすれば、組織の観点で、近場への宣伝活動です。地元の人々に、参加を呼び掛ける手立てを探すことです。これからの宣伝方法が課題となりました。歌を歌う人々は、たくさんいます。どこにでもいます。歌いたい人もいっぱいいます。それらをどう組織していくかが課題です。一歩一歩、牛歩の歩みで進める必要があるのかも知れません。
皆さんは、大会とあって、服装も着飾ってきました。私もステージ用の衣装に着替えてよかったと思いました。
ほとんど儲けはないのですが、今日の参加費からイントラに手間賃を渡しました。これからも今回の成功の方向で取り組んでいくことを確認しました。毎月第4日曜日に「カラオケ大会」を開催していくことにしました。
イントラが帰った後、私は疲れた感じがしましたが、市内の銭湯に行って体を休めてきました。家に帰って疲れたので夕食タイムでしたが、今日持参した天ぷらなどが残っていましたので、ビールを飲みながらそれらで夕食にしました。その他にカップワンタンスープを食べて夕食を済ませました。豪華な肉料理も食べたかったのですが、疲れて料理ができませんでした。それでも「大会」が無事終了して、気持ちはホッとしていました。
この1週間、大きなイベントが続き、全て成功して、本当に良かったと思いました。
明後日からは、いよいよ待望の「おときゅう」(大人の休日倶楽部)に出かけます。まだ準備はしていませんが、年に2度の待望の旅物語、久しぶりに素敵な風景に出会ってきたいと思います。また新たな旅物語と新たな人生が出発していくような気がしています。