昼が近づいたので、早めの昼食を作って食べました。今日は、具沢山のあんかけ焼きそばを作りました。ベーコン、ソーセージ、かぶの葉、葱を使って作りました。結構な量になりましたが、二人とも美味しく平らげました。
午後は少し休んでから、二人でドライブに出かけることにしました。まず仙台港近くで給油を済ませてから、多賀城の被災したお手伝いさんの家に寄って、津波に流されなかった毛布があると言うので、それをもって来ました。車に積んでから、今日は北へ向かうことにしました。お手伝いさんの家がある仙台港の近くは、1.5mの津波が来たということで
、家々は全て住めない状況になっていました。近くの砂押川も堤防が決壊して、多賀城市内は甚大な被害を受けました。仙石線の駅の近くまで津波が来たそうです。多賀城市内だけで185人が亡くなったそうです。津波の恐ろしさを改めて感じました。
北の方面に向かうことにして、多賀城から泉に抜けて、途中フリマのおじさんがやっている八百屋によって野菜を買ってから、今日は、大和町(たいわ)から西方の七ツ森(ななつもり)を目指しました。七ツ森は、仙台の北にある富谷の北西にある七ツの山並みです。ハイキングコースがあるということですが行ったことはありませんでした。地図なしに七ツ森を目指しましたが、結局は、奥羽山脈の奥まで入り込み、船形山の麓まで行ってしまいました。緑の田園が美しく、田植えの終わった田んぼがどこまでも広がっていました。山間部には、緑の大回廊が続き、船形山の麓の奥深くまで、ドライブを楽しむことができました。最終的には、船形山の登山道の入り口まで行ってきました。道路は登山道の入り口で行き止まりになっていました。そこには船形山のキャンプ場が広がっていました。初めて通る道路で、いろいろ勉強にもなりました。仙台の近郊に、こんな大きな自然が広がっていることが分かりました。
帰りは夕方に差し掛かり、お腹が空いてきたので、途中で泉の飯屋に寄って、夕食を食べてきました。とても気持ち良いドライブとなりました。
家に帰って風呂を沸かしてゆっくり入りました。たまには外食も忙しい体を休めることができて良かったと思いました。帰りにはスタジオに寄って、明日の準備物を積み込んでから家に帰りました。
今日も五月晴れの雲ひとつない素晴らしい天気でした。お手伝いさんと二人で船形山の麓まで、自然を満喫するドライブを楽しむことができました。
仙台近郊はほとんど行ったことがあるとばかり思っていましたが、まだ行ってなかった所がありました。奥羽山脈にいだかれた船形連山は、初めての地でした。まだまだ仙台近郊には自然が残されているし、素晴らしい自然に浸れる場所があることも分かりました。
これからも一度も足を踏み入れたことのない場所を探しながら、出かけてみたいものだと思いました。